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【ZFN04】対戦おらず、1階級上の試合に挑んだジャン・ユンソン。3-0判定勝ちもインパクトは残せず

【写真】負傷もあったが、コンテンダーシリーズを狙うなら、最後の10秒は倒しにいく姿勢を見せないといけない(C)MCP ECC
<ミドル級/5分3R>
ジャン・ユンソン(韓国)
Def.3-0:30-27.30-28.30-28
キム・ジェウン(韓国)

本来はウェルター級だが対戦を飲む相手が現れず、やむを得なくミドル級で5勝6敗のキム・ジェウンとの対戦。サウスポーのキム・ジェウンのローに対し、ジャン・ユンソンが右を伸ばす。ワンツーを被弾したキム・ジェウンが組みつつ、懸命に距離を取り直すが、またも右ストレートを被弾。ジャブを返したキム・ジェウンがワンツー、ジャン・ユンソンが圧を掛ける。ジャン・ユンソンはインロー、左ジャブを伸ばすとキム・ジェウンの踏み込みに右を狙う。

シングルレッグのキム・ジェウンが、軸足を払ってテイクダウン。尻餅状態から、ケージを使って立とうとするジャン・ユンソンをボディロックで押し込む。ウィザーで立ち上がったジャン・ユンソンが右を差し返す。残り50秒、金網に押し込む展開が続き、ブレイクが命じられる。蹴りに右フックを狙ったジャン・ユンソンだが、ワンツーを打たれる。さらに右オーバーハンドのキム・ジェウンは、フックに背中を向けて走るように間合いを取り直し、最後はノーガードで真正面に立った。

2R、ワンツーで前に出るジャン・ユンソン。キム・ジェウンはサイドに回ってかわす。左ミドルを入れたキム・ジェウンは組んでテイクダウンを狙うが、ジャン・ユンソンが切ってがぶる。そのまま絞めやバックを狙わず、放して打撃の間合いに戻ったジャン・ユンソンが、右から左のフックを繰り出す。キム・ジェウンも右ジャブを返すが、ケージに詰められた連打に晒される。再びダブルを切ったジャン・ユンソンは頭を潰しにかかるが、ここもパンチの一発も打たずに間合いを取り直す。

直後に左ジャブを入れたジャン・ユンソンが、フックの打ち合いで優位に立つ。しかし、ここから追撃はなくタイムになるとジャン・ユンソンは大きく息をついた。

最終回、キム・ジェウンがジャブを当て、ジャン・ユンソンが右ストレートを打ち返す。さらにワンツーの右を当て、リードフックを入れたジャン・ユンソンだったが、キム・ジェウンも右をヒット。ボディに右を打ち込んだジャン・ユンソンのステップインにキム・ジェウンがダブルレッグを合わせ、テイクダウンを決める。

手首を取られ、すぐに立てなかったジャン・ユンソンは初回と同様にウィザーで立ち上がる。頭を低くし、アンクルを取るキム・ジェウンは頭部にパンチを受けるが、頭の位置を低いままスプロールのジャン・ユンソンを一瞬持ち上げる。潰したジャン・ユンソンは、半身の片ヒザ立ちでブレイクを待った。

スタンドに戻ると、勢いをつけて右を打ち込むジャン・ユンソン。左ボディフック、右ストレートを次々と決める。しかし、キム・ジェウンが前に出ると間をおいてしまう。タイムアップ直後、ジャン・ユンソンは右足の指を気にしてしゃがみこんでしまった。

結果、ジャン・ユンソンが判定勝ち――も、階級が上、負傷もあった。それでもコンテンダーシリーズを狙うのであれば、十分なインパクトを残せなかったと言わざるを得ない。


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