【LFA229】ヒベイロの打撃の圧に、TD&ポジション奪取のピレスが判定勝ち。王座返り咲きをアピール
<バンタム級/5分3R>
ヴィニシウス・ピレス(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
タワン・ヒベイロ(ブラジル)
前バンタム級王者ピレスがベルトを失って以来、3カ月振りの実戦復帰を迎えた。ジャブを伸ばし、ローを蹴る両者。体格で上回るヒベイロに対し、慎重に攻めるピレスが右カーフを蹴ってジャブを伸ばす。ピレスが前に出ると、ヒベイロが左ハイを繰り出す。右を入れ、ジャブを当てたピレスが左をフックを強振する。近い距離での右が空を切ると、ピレスが組んでボディロックへ。ケージを背負ったヒベイロを体を入れ替え、小外掛けを仕掛ける。
このタイミングでピレスが押し込み返し、2度、3度とポジションを入れかえた結果、残り80秒でピレスがテイクダウンを決める。ケージ際でギロチンから頭を抜いたピレスが、マウントを奪う。エルボーを落としたピレスはバックに回ってボディトライアングルも、時間は20秒を切っており絞めでなくエルボーを連打した。
2R、前に出て組んだヒベイロが小外でテイクダウンを狙うが、ピレスが逆に押し込み返し小外へ。これを切り返してトップを取ったヒベイロ。ピレスはすぐさま足関狙いか、立ち上がってスイープで上を取る。ヒベイロのディープハーフを潰し、パスからバックを取ったピレスはマウントに戻ってエルボーを振り下ろす。
ヒベイロのケージキックも、泳がせてバックに回ったピレスはボディトライアングルへ。立ち上がったヒベイロが、ツーオンワンで耐える。ピレスは後方に倒れ込み、ハーフでトップに移行してエルボーからパンチを落とす。ヒベイロはケージを背負った状態でギロチンを仕掛け、時間となった。
3R、前に出てくるヒベイロに組んだピレスが、速攻で小外刈りでテイクダウン。ケージを背負ったヒベイロはギロチンをフェイクに、立ちあがる。ピレスが離れ、ヒベイロがガードの上から強い右ハイを蹴る。スピニングバックエルボーは空振りしたヒベイロだが、前に出て圧を高める。しかし、スピニングバックキックの距離が合わず、ピレスのダブルアンダーフックからから小外掛けで倒される。
即パスのたピレスは、スクランブルでもがぶってヒザを突き上げる。離れたヒベイロは、すぐに両ワキを差されるが、何とか小外を耐えてパンチで前に出る。ピレスも打ち返すものの、相当に疲れてきたか。左ミドルから右ミドルを蹴ったヒベイロは、蹴り合足を掴まれケージに押し込まれると、決定的なテイクダウンを許す。
ヒベイロがすぐにギロチンを仕掛けるが、頭を抜いたピレスがバックに回りRNCへ。自ら背中をつけたヒベイロは、肩固めの仕掛けに逆にギロチンをセット。ここで力尽きたか、頭が抜けマウントを奪われたヒベイロはタイムアップまでパウンドを許した。結果、フルマークの判定勝ちを収めたヒベイロは「グランドの準備をしっかりしてきたので、自分の戦いに徹し切った。シャーウス・オリヴェイラもタイトルを取り戻せると言ってくれた。ビュラクとの再戦のチャンスを待っている」と勝者は話した。















