【Lemino Shooto04】待望の再来日で宇藤彰貴と対戦、カイル・マヨッキ「フィニッシュするのは僕」
【写真】奢るような空気は一切なく、その自信のほどを口にし続けたマヨッキ(C)MMAPLANET
30日(月)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるLemino Shooto04にカイル・マヨッキが出場し、宇藤彰貴と対戦する。
Text by Takumi Nakamura
マヨッキはニュージーランドの名門シティ・キックボクシング所属の豪州人ファイターで、昨年9月にTRIBE TOKYO FIGHT CHALLENGE11に初来日。64キロ契約で石井逸斗を144秒KOで下している。柔術ベースながら、圧倒的にパワフルかつテクニカルなボクシングで石井を下したマヨッキが、待望の再来日で宇藤と戦うことになった。
バンタム級転向も視野に入れているマヨッキは、フェザー級で戦う宇藤戦に絶対の自信を持つ。その自信の根源は、技術力の高さだった。
――昨年9月にTTFCに参戦、半年を経てLemino修斗への再来日が決まりました(※取材は23日に行われた)。今の気持ちを教えてください。
「日本に戻ることができ、再び試合ができる。凄く嬉しいよ。前回、少しだけ東京を見ることができた。特に試合の翌日にね。ただ、ちょっとセンターから離れていたから今回はもっと東京を体感したいね。
それに試合が決まったことで、ファイトキャンプに戻ることができたのも嬉しかったよ」
――石井選手との試合が素晴らしい内容だったので、カイルの次の試合が気になって時折チェックしていたのですが、結局の半年のレイオフになってしまいました。何かケガをしたりだとか、試合ができなかった事情があったのでしょうか。
「ノー。そんなことはないよ。豪州に戻って、しっかりと練習をしていた。そして試合が決まってから2カ月、ニュージーランドでファイトキャンプを行ってきた。
イシイとの試合は、本当に思っていた通りの試合ができた。フィニッシュできたことも含めてね。練習でやってきたことが、試合で出せたから凄く満足している」
――TTFCで勝利したあと、カイルとしてはどのようなキャリアアップの青写真を描いていたのですか。
「もちろん、もっと頻繁に試合をしたいと思っていたよ。でも、試合の話がきても実現に至ることはなかった。そういうなかで、今年になってLemino修斗から話があったから、この試合に向けて調整を続けてきたんだ」
――HEX FSやEternal MMAから声が掛かって然りだと思うのですが……。
「きっと、マネージャーには話があったと思う。ただし、さっきも言ったように実現することはなかった。何か色々と事情があるんだろう」
――なるほどです。ところで前回の来日前にはバンタム級でも戦うことができるという発言もありましたが、今回は前回の契約体重でもなくフェザー級での試合となりました。
「前回の試合はキャッチウェイトで、そこに向けてテストの意味もあった。コーチも僕もバンタム級で戦うことは、問題ないと思っている。今回はフェザー級でオファーがもらえたから、それはそれで凄く嬉しいことだよ。何よりフェザー級で戦うなら、減量が簡単だから。きっと強い僕の姿を見てもらうことができるだろう」
――カイルに関しては「Road to UFCバンタム級で日本人ファイターの前に立ちふさがるのでは?」という憶測もありました。Road to UFC出場も考えていなかったですか。
「Road to UFCが頭になかったわけじゃない。今年が無理でも、来年には出たいとは思っているよ。Road to UFCだけでなくコンテンダーシリーズでも、オファーがあれば戦うつもりだ。ただバンタム級では実績がないし、フェザー級だと僕は小さい。フェザー級でコンテンダーシリーズやRoad to UFCで戦えるだけのフィジカルを創るには、今年は時間が足りない。そういう舞台で戦う時は、階級を下げる方が良いと思っている。フェザー級は僕には大きな階級だ。だからバンタム級で戦うというのは、僕のとって良いオプションだよ」
――そんななか今回はフェザー級で宇藤選手と戦うわけですね。宇藤選手は小さなフェザー級ファイターではないかと思いますが……。
「対戦相手はフィジカルが優れていて、僕より大きいだろう。さっきも言ったように僕自身、フェザー級は減量が厳しくないから良いコンディションを保つことができる。現状、フェザー級の方が良いパフォーマンスを見せられるはずだ」
――前回の試合で、カイルは柔術出身でありながら素晴らしい接近戦での打撃を見せています。レスリングベースの宇藤選手と組み技の攻防になった際、グラップリング面でもカイルは強さを見せる自信はありますか。
「そういう展開になると、もちろん僕のレスリングと柔術を見てもらうことになるだろう。彼は積極的で勝つ時はフィニッシュしているけど、負ける時はフィニッシュされている。
グラップリングでも打撃でも、僕にアドバンテージがあると思う。スタンドでやりあおうというなら、あの勢い任せの荒いパンチに対して、僕はクリーンなボクシングで対応するよ。ちゃんと距離を測って戦い、僕がKOする。そういう距離で劣勢になると、きっとテイクダウンを狙ってくるだろう。グラウンドになっても、問題ない。僕がパウンドで倒す。どの局面でも、フィニッシュするのは僕だよ」
――ではファンにどのような試合を見せたいと思っていますか。
「良い試合を見せたい。しっかりとした技術、プロのボクシング技術を駆使して試合を動かす」
――この試合後は、どのようにキャリアを積んでいきたいと考えているのでしょうか。
「これからのことはあまり考えないようにしている。あまりそういうことに気がいくと、今回の試合で大切なことを見落としてしまうかもしれないからね。とにかく勝って、より強い相手と、大きなステージで戦えるよう試合を続けるつもりだ」
――ところでニュージーランドと日本は、この時期は時差が4時間もあるのですね。豪州のように2時間程度かと思っていたので、この4時間というのは少し気にならないですか。
「まぁ時差もそうだし、季節が南半球と東京では違うからね。前回は寒いニュージーランドから、暑い日本に行けたから良かった。今、こっちは暖かいけど日本はどうなの?」
――少しずつ暖かくなっていますが、朝と夜は寒く。日によって気温差がかなり違います。
「桜が咲く季節なのに、そうなんだ……。でも、そういう旅には慣れている。日本について、少し睡眠時間に影響があるかもしれないけど、ファイトまでには調整できる。しっかりと日本のファンに良いパフォーマンスを見せることができるはずだ」
■視聴方法(予定)
3月30日(月)
午後6時~ Lemino
■Lemino Shooto04対戦カード
<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔(日本)
ビクター・バレンズエラ(チリ)
<フライ級/5分3R>
藤田大和(日本)
ルケ・コンセイソン(ブラジル)
<バンタム級サバイバーTリバイバル2026準々決勝/5分3R>
中島陸(日本)
エリー・ワイズ(米国)
<バンタム級サバイバーTリバイバル2026リザーブファイト/5分3R>
青柳洸志(日本)
神田T800周一(日本)
<フェザー級/5分3R>
宇藤彰貴(日本)
カイル・マヨッキ(豪州)
<ストロー級/5分3R>
畠山隆称(日本)
内藤頌貴(日本)
<フライ級/5分3R>
シモン・スズキ(日本)
饒平名知靖(日本)
<69キロ契約/5分2R>
モリシマン(日本)
宮路智之(日本)
<キッズ修斗 40キロ契約/3分1R>
河上琥珀(日本)
大貫翔葵(日本)


















