【Challengers】エルボー駆使、ウィルコックスがTKO勝利
■ライト級/5分3R
ジャスティン・ウィルコックス(米国)
Def.1R終了 by TKO
ホドリゴ・ダム(ブラジル)
ケージで向かい合った両者だったが、コミッションのゴーサインが出ないため、なかなか試合がスタートしない。ようやくレフェリーが試合開始を宣言。直後にウィルコックスが、右ハイキックを見せる。距離をとりながら、再び右ハイを見せたウィルコックスだが、ここではバランスを崩してしまう。
すぐに立ち上がったウィルコックスは、執拗に右ハイを続けると、ガードの上ながら一撃でダムの動きが止まる。その後も前に出ながら、右ハイを蹴り上げるウィルコックス。対応が悪いダムの意識が、左側からの攻撃に集中したところで、ウィルコックスは左ストレートでダウンを奪う。
必死に足を利かせ、パンチを受けないようにしていたダムだが、エルボーを受けバックを許すと、そのまま後方からパンチを浴び続ける。
気が付けば、ダムは左目じりをカットし大流血に。腰をコントロールしたままパンチ、さらにヒザをボディに入れるウィルコックス。何とかガードに戻ったダムは、顔面を真っ赤に染めながらエルボーを突き上げるが、再び腰をコントロールされたところで初回が終了。ダムが何とか5分間を戦い抜いた。
しかし、ドクターはダムの傷を診て、試合続行不可能と判断。TKO勝ちとなったウィルコックスは、ケージに駆け上がりヒジを観客に誇示。ズッファ配下となったストライクフォース、その影響はケージ内のファイトで顕著に表れていた。