【UFC324】一撃=アテバ・グーティエ×蓄積=プリエフの勝負は、前者がブーイングのなかで判定勝ち
<ミドル級/5分3R>
アテバ・グーティエ(カメルーン)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
アンドレイ・プリエフ(ロシア)
長身のプリエフが左ハイを蹴る。ジャブから右を伸ばすグーティエは、その右ストレート一発でダウンを奪うと、プリエフが立ち上がるのを待ち受ける。追撃はあったがラッシュを掛けることなく、自らのミドルで尻餅をついたプリエフが起き上るのを待つ。その後も間合いを測りつつ右を伸ばすグーティエは、ミドルや左を被弾しながらも同じように右で前に出る。近距離でグーティエが右フックを入れるが、プリエフも左を返すなど回復したか。
右に回りながら、グーティエを誘っている感もあるプリエフが右ストレートをサークルアウトする。プリエフはミドルを続け、左オーバーハンド、さらに左ストレートを届かせる。グーティエは右ハイを蹴ろうとして姿勢を乱す。直後に左ミドルを入れたプリエフが、左ストレートを当てグーティエの動きが落ちる。引き続きミドルとストレート、左の攻撃を入れたプリエフがラウンドこそ失ったが、中盤以降はペースを握ったラウンドとなった。
2R、プリエフがまずインローを蹴る。グーティエもジャブ、ワンツーで前に出るがプリエフはその場に立っていない。ミドルの直後に左を伸ばすプリエフは、三日月も繰り出す。左リードフック、右ストレートがクリーンヒットしないグーティエが右ミドルを蹴る。それでも、右一発でプリエフがバランスを崩す場面もあり、蓄積と一撃の勝負に。残り2分を切り、右オーバーハンドを2発打ち込んだグーティエがダウンを奪い、ヒザの追い打ちをかける。
プリエフは左ミドルを蹴るが、このままでは許したリードを挽回できない。グーティエもガスアウトしないよう慎重に間合いを取りつつ、強振というテンポを貫いた。
最終回、プリエフが左ハイを届かせるが、右オーバーハンドを被弾してバランスを崩す。蹴りに右を合わせるようになったグーティエは、左ミドル後にワンツーで前に出る。いえばグーティエはスタミナを切らさないために我慢の試合を続けており、プリエフとしては疲れさせる攻撃を仕掛けたい。そのプリエフが一度組みに行くが、すぐに離れる。回るプリエフ、圧を掛けるが手は少ないグーティエ。ついに会場からブーイングが起こってしまう。残り30秒、プリエフが左ミドルを決めるも、それ以上はない。グーティエも距離を積めず最終的には、観客のフラストレーションがたまる試合内容となり――グーティエが判定勝ちを手にした。










