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【IT’S SHOWTIME】崖っ淵対決でキシェンコ、ドラゴを制す

Kyshenko<70キロ契約/3分3R>
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)
Def.判定
ドラゴ(オランダ)

【写真】キシェンコが蹴りを多用し、ドラゴを完封(C)BEN PONTIER/EFN

キシェンコ×ドラゴ、崖っぷち対決は、まずドラゴのローキックでスタート。ならばとキシェンコもローキックからハイキックを返す。続けて、右フックを放つキシェンコ。ドラゴはロー、キシェンコは右ヒザ蹴りと、序盤から二人は良い動きを見せる。

キシェンコの左ハイキック、右フックに対し、ドラゴも左フックをヒットさせる。手数は多いが、キシェンコのリーチを活かした攻撃により、ドラゴは戦い辛そうだ。そんなドラゴにキシェンコが、右ストレートを伸ばす。ドラゴは前に出るが、キシェンコは左を見せるなど、やや優勢のまま、1Rを戦い終えた。


2R、キシェンコが左ハイキック、ヒザ蹴りとドラゴを追い込む。ドラゴはフックを返すが、キシェンコはサークリングでかわすと、左フックでカウンターを狙う。続き手ヒザ蹴り、フックを入れるが、ドラゴは意地でも下がらない。そのドラゴが前に出てきたところで、キシェンコはヒザ蹴りのカウンター。

それでも、ローキックを蹴りながら前に出てくるドラゴを、キシェンコは足払いで転倒させる。前に出てくるドラゴに、キシェンコのカウンターのヒザ蹴り、右ストレートが入るが、ドラゴは倒れない。キシェンコの攻勢と、ドラゴの忍耐力が目立った2Rだった。

3R、キシェンコはフックの連打からハイキック。続けて左右のフックが入るが、ここでもドラゴは下がらない。キシェンコの左フック、右ハイキックが次々とドラゴに襲い掛かる。ドラゴは右のパンチを返すが、空振りに。

キシェンコはボディブロー、フック、ヒザ蹴りと怒涛の攻撃を下がらないドラゴに見舞っていく。逆転を掛けたドラゴのバックキックも空を切り、万事休す。最後までキシェンコは攻め続けた、キシェンコがドラゴを判定で下した。

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