【Lemino Shooto02】西條英成と対戦。リー一家の哲学を継承クルボン・バトル「次は修斗のタイトルに」
【写真】非常にリラックスできているバトルだった (C)MMAPLANET
本日19日(日)に沖縄市ミュージックタウン音市場で開催されるLemino Shooto02にハワイからクルボン・バトルが初来日を果たし西條英成と対戦する。
Text by Manabu Takashima
MMA戦績は2勝0敗のバトルは、キックとボクシングでもプロで戦ってきたストライカーだ。と同時にクリスチャンとエイドリアンのリー兄弟に日々鍛え上げられて、グラップリングにも自信をつけている。マックス・ホロウェイ、クリスチャン・リー、レイ・クーパー3世とMMAのメジャータイトルホルダーが数多くいるハワイから、クルボンがどのようなバトルを沖縄で見せるのか。計量後に話を訊いた。
――計量を終えて今の気分を教えてください。
「良い感じだよ。計量を終えて、美味しい水を摂れるようになって最高だ。本当に“本当に”良い調子だよ」
――ハワイから沖縄まで長旅だったと思います。時差や疲労は問題なかったですか。
「ハワイから東京まで行って、ここにやってきた。12時ぐらい掛かったよ。でもほとんど寝ていたし、凄く早く感じた。時差もOKだよ。初日は感じたけど、その後は問題ない。それに沖縄とハワイは気候も似ている。ハワイの方が少し涼しくて、湿度はこっちの方が少し高いかな。でも凄く良い気候だよ。
そんな沖縄で試合ができるなんて最高だ。プロモーションの関係者も良い人たちばかりだしね。まだ、試合を戦っていないけど、これからもLemino修斗で戦いたいと思っている」
――クルボンはもともと打撃系の格闘技をしていて、MMAに転向したのですね。
「そうだね。キックボクシングではプロの試合も経験しているし、ボクシングもそうだ。プロファイトを戦ってきた。最高の機会を得て、今はプロMMAで戦っている。ハワイではMMAの大会が数多く行われているし。コロナで止まっていた分、ショーは多くトレーニングをする人間も増えた」
――そのなかでクルボンはプロディジー・トレーニング・センターで練習をしていると。
「そう。クリスチャンとエイドリアンのリー・ブラザースが僕のメイントレーニングパートナーだ。彼らとの練習で、僕は自信をつけることができる。毎日一緒に過ごして、しっかりと技術を指導してもらえる。僕に合った戦い方を教えてくれるんだ。それにほとんど毎日のようにジムに通っていても、何か理由があって練習に行けないあとは、強烈に2人にシメられるんだよ(笑)」
――アハハハハ。
「そんな環境だから懸命に練習をするし、力がついていることを実感できるんだ」
――リー一族のファイトは、絶対的なフィロソフィーがあります。
「フィニッシュだね。判定に勝負を委ねない。練習でも常にそうだ。仕留めるための練習をしている。僕のフィニッシュ方法は打撃で倒すことだけど、グラウンドでもフィニッシュできるように彼らが僕を鍛えてくれた」
――では西條選手との試合でも、リー一族のように戦うと。
「サイジョーは強いファイターだ。どちらかというグラップラーかな。きっと僕との試合でもグラップリングで戦おうとするだろう。でもスタンドになってもサイジョーはカラテ・ガイで、僕はキックボクサーだ。必ず楽しめるファイトになるよ」
――ほとんど米国のファイターはUFCを目指しています。そんななかONEで戦う兄弟と練習をしているクルボンは、今後のキャリアをどのように考えているのでしょうか。
「絶対的に何度も日本で戦いたいと思っている。いつも日本で戦いたいと思っていた。だから絶対にまたLemino修斗で戦う。今回勝って、次は修斗のタイトルに挑戦したいと思っている」
■視聴方法(予定)
10月19日(日)
午後4時45分~ Lemino
■Lemino Shooto02計量結果
<ジュニア修斗62キロ契約/4分1R>
髙松一喜:――キロ
通事安朋:――キロ