＜女子バンタム級／5分3R＞
ミシェル・モンタギュー（ニュージーランド）
Def.3-0:30-25.30-26.29-26
ルアナ・カロリーナ（ブラジル）

サウスポーのカロリーナに対し、右フックを振るい右ミドルを蹴ったモンタギュー。蹴りのタイミングでステップインし、右を当てる。カロリーナはインローからワンツー、モンタギューは右から組みに行くがカロリーナが離れる。左のカウンターを入れたカロリーナが笑顔を浮かべてジャンプする。モンタギューがワンツーで前に出て、カウンターを受けながらも組みつく。

クリンチからダブルレッグのモンタギューがリフトして、テイクダウンを決める。ハイガードのカロリーナは、下からのエルボーでカットを誘う。腰を上げて左右のパンチを落としたモンタギューは、しかみつくカロリーナを突き放し左右のパンチを纏める。ガードが割れると、パス狙いのモンタギューが立ち上がり担ぎパスへ。カロリーナの腕十字も、体を跨いで対処しサイドへ。モンタギューは肩固めを仕掛けるが、極めるだけの時間はなかった。

2R、右前頭部を大きくカットしたモンタギューは左ミドルに右を伸ばすが、右を被弾して腰が落ちる。そのまま組んでテイクダウンから、ハーフに持ち込んだモンタギューに対し、ニーシールドから足を戻したカロリーナは、グラウンド状態で顔面を蹴ってしまう。「レッツゴー」とすぐに再開に応じたモンタギュー、カロリーナは減点1に。スタンドで再開となり、ワンツーからハイをカロリーナが狙う。

モンタギューはワンツーを受けながら組んでクリンチも、ヒザ蹴りにクラッチできない。と、間合いを取り直したモンタギューがレベルチェンジからダルレッグでテイクダウン。そのままサイドで抑えると上四方で抑え、腕を取ってキムラへ。体を起こして逃げたカロリーナだが、下の展開が続きマウントを許す。勢いのある左右のパンチを落としたモンタギューがハイマウントからエルボーを連打した。

最終回、カロリーナがワンツーの右を当て、動きが止まったモンタギューに追撃。モンタギューはボディロックから後方にテイクダウンし、サイドコントロールしつつ右エルボーを纏める。頭を抱えられてもヴァンフルーで圧を掛け、ニーインからマウントへ。カロリーナはハーフで耐えるが、引き続きエルボーを落とされ厳しい状態が続く。

なんとかクローズドに戻したカロリーナだったが、スクランブルでバックを許しテイクダウンされるとマウントを再度取られる。三角マウント狙いを逃げたカロリーナは上四方で抑えらると、ついにバックから両足のフックを許す。残り20秒、RNCをセットしていくモンタギューだがフィニッシュはできず。それでも初めて15分の戦いを経験し、初のキウイ女子UFCウィナーとなった。

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