＜ライト級／5分3R＞
エステバン・リボビチ（アルゼンチン）
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
エルヴィス・ブレネウ（ブラジル）

リボビチが左右ローを放つと、ブレネウが左ミドルハイからシングルレッグで飛び込んだ。これを切られるとブレネウがケージに押し込む。ボディロックから小外刈りで倒そうとしたところで、リボビチに切り返されてしまう。トップを奪われたが立ち上がるブレネウ。打ち合いでケージを背負いながらも右を振るうが、ニータップは防がれる。サウスポーにスイッチしたブレネウの顔面に、リボビチの右ストレートが突き刺さる。右を当て、シングルレッグをカットしたリボビチがパンチの連打を浴びせていく。

ブレネウの左ミドルに、リポビチが右ストレートを合わせた。右スピニングバックフィストを空振りしたブレネウが尻もちをつくと、リボビチがパウンドを落とす。下からリボビチを蹴り離したブレネウが立ち上がり、右に回って逃れた。ケージを背負いながらも右ジャブを突くブレネウと打ち合うリボビチ。右ローから左フックを叩きこみケージを背負わせて右ボディを突き刺す。右ハイをブロックされたリボビチだが、カウンターで左テンカオを当て、ブレネウを下がらせて初回を終えた。

2R、このラウンドもリボビチが右で先制する。ブレネウの左ジャブも当たるが、リボビチが体を振って距離を詰めていく。右ローが効いているのかブレネウがサウスポーにスイッチする。右ストレートから左を返すリボビチ。ブレネウをケージに詰めて左フック、右アッパーとパンチを浴びせる。ブレネウのシングルレッグを切ったリボビチの左が顔面をとらえた。サークリングするブレネウは足を滑らせる。

右を当てたリボビチがさらに左右フックでブレネウを追い詰めていく。ブレネウは右前蹴りを放った瞬間に尻もちを着いてしまう。右ローをもらった左足が、踏ん張りがきかないのか。打ち合いで体が開いてしまうブレネウの顔面に、リボビチの右が突き刺さった。しかし残り1分でオーソドックスに戻したブレネウの右ストレート、左ジャブ、そして右ヒザがクリーンヒットする。リボビチもパンチを上下に打ち分けていった。

最終回、リボビチが右ストレートから体を振って距離を詰める。ブレネウの左ジャブがリポビチにヒット。ブレネウのシングルレッグを切るリボビチ。ブレネウは中に入って来るリボビチの顔面に右を打ち下した。ジャブをもらいながらもリボビチが前に出る。右フックを当てたリボビチがサウスポーにスイッチし、右フック、左ストレートをヒット。ブレネウのパンチから力が消えていく。

リボビチの左ストレート、ボディをもらったブレネウが下がり続ける。ケージ中央での打ち合いでブレネウも左を当てた。しかしリボビチが左ミドルから左ストレートに繋げる。打ち返すブレネウ。左跳びヒザは届かずも、右スピニングバックフィストがリボビチの顔面をかすめた。さらに左ボディから右でリボビチのアゴを跳ね上げるなど、試合終了まで打ち合いを展開した。

裁定は2人のジャッジがフルマークをつけるユナニマス判定でリポビチが勝利した。

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