【Strikeforce】デルロサリオ、腕十字一閃
■ヘビー級/5分3R
シェーン・デルロサリオ(米国)
Def.1R4分31秒/腕十字
レイバー・ジョンソン(米国)
いきなり蹴りとパンチが交錯し、デルロサリオがバランスを崩す。ローから組みついたデルロサリオがジョンソンをケージに押し込んだが、テイクダウンを奪ったのは態勢を入れかえたジョンソンだった。
ジョンソンの左手を引き寄せ、ハイガードを潰されたデルロサリオは、直後にスペースを作って立ち上がることに成功する。ジョンソンのボディがデルロサリオを打ち抜くが、直後に左ミドルを受け前進を阻まれる。デルロサリオの左ハイで後退を余儀無くされたジョンソンは、組みつきにいくも、ヒザを突き上げられてしまう。
再び距離を取った両者、直後にテイクダウンを奪ったデルロサリオが、瞬く間にマウントの態勢に。腰の上に座り、ブラジリアン柔術の基本通りのパウンドを落すデルロサリオは、左足でジョンソンの右腕を跨ごうとする。再びマウントへ戻ったデルロサリオは、腕を上げてディフェンスするジョンソンの右腕を取り、腕十字一閃。
起き上がろうとしたジョンソンだが、そのまま腕を伸ばされ背中をつく直前にタップを強いられた。トータルファイターぶりを発揮したデルロサリオは、「7カ月ぶりの試合で簡単じゃなかったけど、ジヴァニウド・サンタナに感謝したい。僕の柔術を底上げしてくれた」と語った。