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【Strikeforce】イゴー・グレイシー、終始優勢で一本勝ち

■ウェルター級/5分3R
イゴー・グレイシー(ブラジル)
Def.2R3分4秒/肩固め
ジョン・サルガド(米国)

小刻みに左ジャブを伸ばすイゴー。左ローにサルガドがパンチを合わせようとするが、距離を取ったイゴーが組みついていく。ケージにサルガドを押し込んだイーゴーは、ヒザ蹴りを受け一瞬体が沈むが、直後にテイクダウンに成功すると、簡単にバックマウントへ。

腹這いの状態でリアネイキドチョークを仕掛けられたサルガドは、自らの手をクラッチし耐えようとするが、イゴーはパンチから四の字フックでマウントへ。再びにバックマウントに戻ると、左右のパウンドを落したイゴーが、再度リアネイキドチョーク狙いで、仰向けになる。

体をロールさせるサルガドだが、胸を合わすことができない。今度はイゴーの右手を掴み、必死でディフェンスに徹しきるサルガドは、残り10秒でヘッドロックを見せるなど、圧倒的に不利なポジションにありながら、何とか初回を乗り切ることができた。

2R、右ローを幾度となく放ったサルガドに対し、抜群のタイミングでイゴーがテイクダウン。サルガドの足を両足で挟むジェイク・シールズ風の抑えから、マウントに移行したイゴーは、サルガドの動きに合わせ、バックに戻る。トップをキープするイーゴーは、しっかりとサルガドを抑え込むと肩固めへ。イゴーに絞めあげられたサルガドは、タップの意思表示をし、試合は決した。

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