エリート養成大会=ShoXCにポアイ・スガヌマ、スネークが登場
10月4日のフロリダ州サンライズで行われるCBSライブ中継大会、9月20日はニューメキシコ州アルバカーキーに進出。さらには9月26日にカリフォルニア州クシュマンカジノのShoXCと、イベントが目白押しのEXC。9月にも行われる人材育成大会=ShoXCエリート・チャレンジャー・シリーズが、15日(金・現地時間)にカリフォルニア州テーブルマウンテン・カジノで開催される。
SHOWTIMEで全米に中継される当大会は、PPV大会やCBSライブ進出を目指すファイターの登竜門。勝利はもちろんとして、強いインパクトを残そうするファイターが多く、エキサイティングな試合が生まれてきた。
そんなShoXCの今週末のメインイベントは、ポアイ・スガヌマ×ジャレッド・ハマンのライトヘビー級戦。そう、4月にメインで行われた試合のリマッチということになる。前回の試合では、試合開始早々に右ストレートから飛びヒザをスガヌマが決め、ハマンが崩れ落ちると、即レフェリーが試合をストップ。ストップが早いとハマンが抗議し、ケージ内が混乱に陥った。
因縁の決着戦が、早くも組まれたわけだが、上を目指すために負けられない一戦となる。
このほか、同じく4月の大会で圧倒的な強さを見せつけジョー・カマチョを下した、ファブリシオ・モランゴがEXC2戦目を迎える。本来なら一階級上のサム・モーガンと対戦するモランゴは、得意の寝技+パウンドで勝利を奪い、ニック・ディアズとKJ・ヌーンのライバルストーリーに割って入りたいところだ。
この他、高い打点のヒザを誇るフランス人ファイター=シリル・ディアバテがEXCデビューを飾る。チーム・クエストに招かれ、ダン・ヘンダーソンのトレーニングパートナーとして仮想アンデウソン・シウバという役割を果たしてきたディアバテに、ようやく実戦のチャンスが巡ってきたわけだ。日本ではスネークのリングネームで、リアルリズム、DEEPで活躍し、PRIDE出場経験もある“戦うエッフェル塔”が、1年2ヶ月ぶりのファイトでどのような成長のあとも見せるのか非常に楽しみだ。
また、同大会では米国のジョシカクをリードするデビ・パーセルが、英国のロジー・セクストンと対戦するカードや、姉妹組織のKOTCミドル級王者キース・KOキッド・ベリーが、レイ・リザマの挑戦を受ける王座防衛戦が行われる。
カリフォルニアで行われる人材育成大会にブラジル、英国、フランス人ファイターが出る豪華なShoXC。ここでの勝者が、PPVショーに出場するファイターと戦えばどうなるのか。そんなことを思わず連想してしまうカードが出揃った。
■主要対戦カードは下記の通り
メインイベント ライトヘビー級5分×3R
ポアイ・スガヌマ(米国)
vs.ジャレッド・ハマン(米国)
セミファイナル ライト級5分×3R
ファブリシオ・モランゴ(ブラジル)
vs.サム・モーガン(米国)
第7試合ライトヘビー級5分×3R
シリル・ディアバテ(フランス)
vs.ジャイミー・フレッチャー(米国)
第6試合女子フェザー級3分×3R
デビ・パーセル(米国)
vs.ロジー・セクストン(英国)
第5試合KOTCミドル級選手権試合5分×5R
キース・ベリー(米国)
vs.レイ・リザマ(米国)