【BFC35】シーズン3開幕戦、ウェルター級T組みわせ決定
8日(火・現地時間)にベラトールFCより、シーズン4開幕戦=3月5日(土・同)タチパレスで行われるウェルター級トーナメント1回戦の組み合わせが発表された。「混戦極まりないウェルター級トーナメントでは、全ての試合がつばぜり合いになるだろう」とビヨン・レブニーCEOは語っている。
【写真】昨年12月30日のSRC、長南亮戦はインフルエンザでキャンセルとなったダン・ホーンバックル。彼がらみの試合は、どの顔合わせでも面白い試合になりそうだ (C) KEITH MILLS
気になる対戦カードは柔道がキーワードとなる一戦、マイク・“ジュードー”・ウォールヘッド×リック・ホーン戦だ。ジュードーの愛称を持つ英国人ウォールヘッドと、アテナ五輪米国代表のホーン、MMAキャリアではウォールヘッドが20勝5敗、ホーンが9勝0敗と前者が後者を上回っている。
続いてスティーブ・カール×ジェイ・ヒエロン。元IFL世界ウェルター級王者ヒエロンは、シーズン2トーナメント・セミファイナリスト=カールとの対戦となる。他の2試合ダン・ホーンバックル×ブレント・ウィードマン、クリス・ロザーノ×ライモン・グッドという顔合わせ。
トーナメント本命のヒエロンと、シーズン2準優勝で日本でも馴染みのホーンバックル有利は動かない準々決勝だ。一方、前BFC世界ウェルター級チャンピオンのグッドは、シーズン3で吉田善行を破ったロザーノと対戦。前王者ながら、実力的には未知数の部分が多いグッドをMMAデビュー以来、6連勝のハードパンチャー、そして破壊力十分のヒザの持ち主ロザーノがストップをかける公算は十分にある。
いずれにせよ、西のMMA登竜門タチパレスで初めて行われるベラトールFCだが、セントラルバレーの目の肥えたファンをうならす好ファイトが期待できる。また、同大会にはリムーアからほど違いフレズノ在住のBFC女子世界115ポンド王者ゾイラ・フラウストの出場も決まっている。
■BFC35対戦予定カードは下記の通り
<ウェルター級トーナメント準々決勝/5分3R>
リック・ホーン(米国)
ジム・ウォールヘッド(英国)
<ウェルター級トーナメント準々決勝/5分3R>
スティーブ・カール(米国)
ジェイ・ヒエロン(米国)
<ウェルター級トーナメント準々決勝/5分3R>
ブレント・ウィードマン(米国)
ダン・ホーンバックル(米国)
<ウェルター級トーナメント準々決勝/5分3R>
クリス・ロザーノ(米国)
ライモン・グッド(米国)
<女子115ポンド級/5分3R>
ゾイラ・フラウスト(米国)
カリーナ・ハリナン(米国)