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【UFC126】ちょっと気になるエレンバーガー・インタビュー

2011.02.04

Ellenberger5日(土・現地時間)、マンダレイベイ・イベントセンターで行われるUFC126に、まだまだ知名度は高くないが、非常に活きの良いノンストップ・アクションが信条のウェルター級ファイターが出場する。カルロス・ホシャと対戦するジェイク・エレンバーガーを出稽古先のKINGS MMAでキャッチした。

【写真】1985年3月28日生まれの25歳。戦績28戦23勝5敗、IFL、ボードッグ、ベラトールFCなどでキャリアを重ね、常に優れたフィジカルとスタミナを披露してきた (C) MMAPLANET

――KIGS MMAで練習をしていましたが、所属はこのジムではないですよね。

「僕はレイクフォースにあるマーク・ムニョスのレイン・トレーニングセンターで練習しているけど、マークがマスター・ハファエル・コルデイロのところでも練習しているから、僕も一緒に通っているんだ。

ここでムエタイ流の打撃が上達している。MMAには欠かせない武器だからね」

――どれぐらいの間隔で、KINGS MMAに通っているのでしょうか。

「1週間に2度は足を運んでいるよ。時々、3度かな。他の日はレイン・トレーニングセンターで練習している。このKINGS MMAはファブリシオ・ベルドゥム、ティト・オーティズなど経験豊かなファイターがトレーニングをしているから、何人もチャンピオンを育てたマスター・コルデイロが指導していて素晴らしい雰囲気だよ。


皆が一緒にトレーニングすることの意義を、マスター・コルデイロはいつも教えてくれるんだ。チームの大切さ、家族の大切さを教えくれて、経験ある者が若いファイターを育てている。凄く経験豊かだし、本当に信じられないコーチだよ」

Ellenberger 02【写真】KINGS MMAでは日本から出稽古にきていた北岡悟とも肌を軽く肌を合わせた。「変なプライドを持っていなくて、気取らないヤツでした」というのが、北岡のエレンバーガー評。試合前ということで、激しいスパーリングは行われなかった (C) MMAPLANET

――ところでメインコーチは誰になるのですか。

「マーク・ムニョス、柔術はセントルイス時代からホドリゴ・バヒ、ムエタイはマスター・コルデイロ、作戦は弟のジョージや他のコーチのアンディ・ロス、マークやバヒなんかと考えているよ。凄く良いチームさ」

――カーロス・ホシャについて、どんな印象を持っていますか。

「危険な柔術家だよ。寝技が強いね、でも、あんまり知らないんだ。きっと寝技でサブミッションを狙ってくるだろうから、打撃とレスリングで攻略するよ」

――エレンバーガー選手といえば、そのスタミナは驚くばかりです。

「そうだね、僕は絶対的にコンディションを整えて、疲れることがないように戦うんだ。アグレッシブに戦い続けること、そのためにコンディショニングと戦略が大切になる。そして、戦略にそって規則正しく戦うこと。それが、僕がいつもアグレッシブに戦うことができる、最大の要因だと思う。そうすることで、ペースをキープできるからね。

パンチの一つ一つ、テイクダウン、どれも必要だけど、一番大切なことは作戦に従った動きをすることだろうね」

――今週末には試合が控えているのですが、体調の方は問題なさそうですね。

「今週のはじめは185ポンドあったけど、あと減量は10ポンドほどかな。水分を大量に摂っているし、問題ないよ。いつもやっていることだしね。1日あれば……、最終日で8から10ポンドは落とせるんだ。それで問題ないよ」

――UFCウェルター級は、これ以上ないほど人材が集まっていますが、2011年中のエレンバーガー選手の目標は?

「今年はトップ3まで上り詰めて、タイトルを狙う位置に辿りつきたい。2、3試合、全てに勝ってタイトル戦への青写真を描きたいと思う」

■ジェイク・エレンバーガー UFCでの3試合
2010年8月1日、ジョン・ハワード戦
2010年1月2日、マイク・パイル戦
2009年9月16日、カーロス・コンディット戦

■UFC125対戦カードは下記の通り

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]アンデウソン・シウバ(ブラジル)
[挑戦者]ヴィトー・ベウフォート(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
リッチ・フランクリン(米国)
フォレスト・グリフィン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・エレンバーガー(米国)
カルロス・エデュアルド・ホシャ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョン・ジョーンズ(米国)
ライアン・ベイダー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ミゲール・トーレス(米国)
アントニオ・バヌエロス(米国)

<ライト級/5分3R>
ポール・ケリー(英国)
ドナルド・セラーニ(米国)

<フェザー級/5分3R>
チャド・メンデス(米国)
小見川道大(日本)

<ライト級/5分3R>
ポール・テイラー(英国)
ゲイブ・ローディガー(米国)

<バンタム級/5分3R>
デミトリウス・ジョンソン(米国)
山本“KID”徳郁(日本)

<ライトヘビー級/5分3R>
カイル・キングスベリー(米国)
リカルド・ロメロ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ピアース(米国)
ケニー・ロバートソン(米国)

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