【Invicta FC61】打っては倒し、組んでも倒す。フェヘイラがパラシオスを大差判定で下しベルト初防衛
<Invictaアトム級選手権試合/5分5R>
エリザンドラ・フェヘイラ(ブラジル)
Def.3-0:50-45.49-45.49-45.
アナ・パラシオス(メキシコ)
左に回ろうとするフェヘイラに対し、パラシオスがケージ中央からプレスをかける。フェヘイラが距離を詰めて左ジャブ、さらに右ストレートを伸ばす。徐々に制空圏を抑えていくフェヘイラ。パラシオスもフェヘイラの右に左ミドルを合わせる。フェヘイラはパラシオスの左ローをキャッチに行った。離れたパラシオスがプレスを掛け返すも、フェヘイラの右を受けてしまう。
フェヘイラは左ローを打ち込み、自分の距離をつくる。互いに左ジャブを突き合うなか、パラシオスが一気に距離を詰め始めた。しかしフェヘイラもワンツーを放つ。左インローを受けたパラシオスが、フェヘイラにケージを背負わせて組んだ。すぐに切り返したフェヘイラがパラシオスをケージに押し込みながら、右ヒザを突き刺していった。
2R、パラシオスの右ローにフェヘイラが右を合わせる。コツコツと右カーフを打ち込むフェヘイラ。パラシオスもスイッチしてカーフをかわす。パラシオスの右がフェヘイラの顔面を捉えたが、フェレイラもすぐに右を当てた。パンチの交換から自分の距離をつくるフェヘイラは、パラシオスの右ローをキャッチできず。パラシオスが右ボディストレートから左フックのコンビネーションを見せる。
フェヘイラがケージを背負う場面が増えてきた。フェヘイラもパラシオスのパンチをスウェーでかわすも、ケージを背負わされている場面では印象も良くない。右インローを打ち込むフェヘイラ。パラシオスはフェヘイラをケージ際から出さず、フェヘイラもカウンター狙いに。残り30秒でパラシオスがダブルレッグでドライブするも、切り返したフェレイラがケージに押し込み、削ってラウンドを終えた。
3R、フェヘイラがスイッチしながらパンチを振るう。そのインサイドからパラシオスが左ジャブを突いた。パラシオスの右前蹴りを払ったフェヘイラが右ストレートを返してダウンを奪う。すぐさまトップに回ったフェヘイラ。パラシオスは背中を着けたままケージ際に下がってハイガードに。頭をおっつけたフェレイラだが、パラシオスの左ヒジ連打を受けてしまう。
ハイガードから背中をケージに着けて、上半身を起こしたパラシオス。ハーフネルソンからスクランブルに持ち込み、立ち上がるとフェヘイラがギロチンを狙ってくる。頭を抜いたパラシオスが切り返して、ボディロックでフェヘイラをケージに押し込んだ。両ワキを差されたフェヘイラがヒジを落とすも、パラシオスが小内刈りで崩しにかかる。さらに左オーバーフックから内股で投げようと試みるパラシオス。これを逆側に倒して切り返したフェレイラが、即バックマウントを奪取し削っていった。
4R、フェヘイラの右がパラシオスの顔面を捉える。パラシオスも右カーフ、右ハイを狙う。フェレイラのワンツーをブロックしたパラシオスが距離を詰めていくと、フェヘイラも右インローで前進を止めにかかる。ボディブローを混ぜたコンビネーションを見せるパラシオス。フェレイラは左右の蹴りを散らす。サークリングしながらパラシオスのパンチをスウェーでかわしていたフェレイラが、ニータップでクリーンテイクダウンを奪った。
パラシオスはケージ際まで下がって上半身を起こす。一度立ち上がったが、ボディロックから小外刈りで再び倒されてしまう。しかしハーフガードからハーフネルソンでスイープに成功するパラシオス。フェレイラは、上に乗られて苦しい表情を見せている。そのフェレイラからマウントを奪取したパラシオスは、左腕を取って十字で伸ばしにいく。回転して外していくフェレイラ。体勢が崩れたパラシオスは、フェレイラの左足をヒールで抱えようとしたが、ラウンド終了のゴングが鳴った。
最終回、フェレイラが左インローを蹴る。パラシオスの右ストレート、右ボディがヒット。しかしダブルレッグで飛び込むと、これを切られてしまう。チャンスになった時のフェヘイラの動きが速い。パウンドを打ち込みながらトップに回るフェヘイラ。パラシオスはまたもハーフネルソンからスイープを狙う。同じ技には掛からないか、フェヘイラが腕を抜き、二重絡みでパラシオスの右足を抑えてトップをキープする。ここでレフェリーがブレイクをかけ、試合はスタンドに戻った。
前に出るパラシオス。フェヘイラは右ストレート、右ローで迎え撃つ。組んだパラシオスが左腕を差し上げ、投げを打つもフェヘイラが耐える。再びレフェリーがブレイクをかけると、フェヘイラが意気揚々と離れた。距離を詰めてくるパラシオスを捌きつつ、残り10秒でボディロックからグラウンドに持ち込み、バックに回ってRNCを狙うことで勝利を印象づけた。
裁定は一人のジャッジがフルマーク、さらに2人のジャッジがビッグラウンドをつけるユナニマス判定で、フェヘイラがベルトの初防衛に成功した。