【DEEP124】計量終了。怒涛の6連戦を控える佐伯代表と喫煙所トーク「満員の後楽園を継続する大事さ」
【写真】2025年のDEEPはフェザー級GP一回戦から幕開けとなる(C)TAKUMI NAKAMURA
明日15日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP124の計量が新宿区のホテルローズガーデン新宿で行われた。
Text by Takumi Nakamura
フェザー級GP一回戦・4試合を含む全11試合が組まれている今大会、公式計量はGP出場選手が続々と計量をクリアするなか、相本宗輝は到着が遅れたため未計量。ワンマッチでは第1試合に出場する木村琉音がフライ級のリミットをオーバーという結果になった。
今大会はDEEPの2025年の開幕戦であり、3.15後楽園を皮切りに、3.23ニューピアホール(DEEP Tokyo Impact2025#01&DEEP JEWELS48)、4.6住吉区民センター(DEEP OSAKA Impact2025#01)、4.13ニューピアホール(DEEP Tokyo Impact2025#02)、4.20刈谷市産業振興センターあいおいホール(DEEP NAGOYA Impact2025#01)、4.27アクトシティ浜松(DEEP HAMAMATSU Impact2025#01)、5.5後楽園(DEEP125)と怒涛の6連戦がスタートする。
ライト級王者の野村駿太らが参戦する3.30RIZIN香川大会も含めると、7週連続でイベントが続く=佐伯繁代表がフル稼働するスケジュールだ。というわけでDEEP計量後の恒例(?)となりつつある、佐伯代表との喫煙所トークをお届けしたい。
「今回はこういうカードで注目・認知されているのはうれしいことですよね。個人的にはちょっと(インパクトが)弱いかなと思っていたんで。GPの選手たちが全員みんなが知っている有名選手かと言われたら、決してそうじゃない中で、こうやって注目される大会になったことは良かったなと思います。
ワンマッチも含めて、少し前だったら注目を集めるカードじゃなかったものが、今こうして注目されるようになって、こちらが組んだカードが評価されるようになったというか、時代が変わったきたのか。そこは正直、自分も分からない・読めないところではあるんですよ。
でもおかげさまで去年から後楽園もニューピアも完売が続いていて。これがずっと続くものではないと思うけど、手売りだけじゃなくて、プレイガイドでもチケットが売れていて、本当にありがたいです。
大会自体もRIZINを含めると7週連続であって、これだけ大会が出来るということは、それだけ選手が多いってことなんです。だから今の時点で夏くらいまでマッチメイクを考えないといけないし、興行数が増えてくると会場のスケジュールを押さえるのも難しくなってくるから大変ですよ(苦笑)。
DEEPとして大きい会場でもやってみたいという気持ちもあるんですよ。でも今の興行スケジュールにプラスして、大きい会場を取ろうとするとどこも空いてない。あとは会場が広くなったからといって、それと同じだけ集客が増えるかと言われたら難しいし、だったら超満員の後楽園を継続した方がいいじゃないですか。そういうところは大事にしたいし、色々と考えることは多いですけど、頑張っていきます」
さてMMAPLANETが追い続けているフェイスオフ時の握手率では新展開が見られた。メインイベントの中村大介×五明宏人では中村が差し出した右手を確認したうえで、五明も一度右手を出しかけて握手を拒否。
決してこれは挑発的な行為ではなく、五明自身「中村選手のおかげで久々の青コーナーなので、チャレンジャーの気持ちでリスペクトを持って戦います」とコメントした。あくまで試合が終わるまでは対戦相手かつ敵であり、握手をかわすのは試合が終わったあとということだろう。この握手拒否は山本有人×朝比奈龍希でも起こり、計量で両選手が揃った10試合中6試合=60%の握手率となった。
なおオープニングファイトで対戦する滝田J太郎と“胸毛ニキ”こと八須拳太郎は八須が際どいブーメランパンツで計量に臨み、J太郎もトレードマークのふんどし姿で計量へ。しかしJ太郎は計量直前に到着して慌ててふんどしを履いたためか、かなりふんどしの締めつけが緩く、位置もずれたまま。はからずもブーメランパンツの八須以上に際どい…というよりも、もはや見えている状態で体重計に乗るという達人ぶりを発揮していた。
■DEEP124 視聴方法(予定)
3月15日(土)
午後5時40分~ YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、サムライTV
■DEEP124 対戦カード
<DEEPフェザー級GP一回戦/5分3R>
中村大介:66.30キロ
五明宏人:66.25キロ
<DEEPフェザー級GP一回戦/5分3R>
芦田崇宏:66.25キロ
水野新太:66.25キロ
<DEEPフェザー級GP一回戦/5分3R>
奥山貴大:65.85キロ
海飛:66.15キロ
<DEEPフェザー級GP一回戦/5分3R>
高橋遼伍:66.00キロ
相本宗輝:未計量
<バンタム級/5分3R>
瀧澤謙太:61.55キロ
平松翔:61.70キロ
<フライ級/5分3R>
本田良介:57.20キロ
KENTA:57.20キロ
<ライト級/5分3R>
北岡悟:70.70キロ
山本颯志:70.50キロ
<バンタム級/5分2R>
日比野”エビ中”純也:61.15キロ
雅駿介:61.60キロ
<バンタム級/5分2R>
山本有人:61.65キロ
朝比奈龍希:61.35キロ
<フライ級/5分2R>
木村琉音:59.15キロ
松井優磨:56.95キロ
<フェザー級/5分2R>
滝田J太郎:65.65キロ
八須拳太郎:65.95キロ