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【LFA203】イスラエルのスタフ・コーレンがTD&コントロールでウィットマーを完封6勝0敗に

<バンタム級>
スタフ・コーレン(イスラエル)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
チェイス・ウィットマー(米国)

右カーフを蹴ったコーレンが、ウィットマーの右ローに右ストレートを合わせてダウンを奪う。立ち上がり際にバックに回ったコーレンがグラウンドに持ち込み即ボディトライアングルに取る。顎を引いて首を守るウィットマー。鉄槌を入れるコーレンは、パンチを続けつつ一瞬の隙をついて顎の上から腕を回す。コーレンは左から右にスイッチしてRNCクラッチを組む。うつ伏せから仰向けになったウィットマーが、手首を掴んで解除。パンチに切り替えたコーレンは、足を戻したウィットマーのクローズドガードにも鉄槌を落とし初回を圧倒した。

2R、前蹴りから右カーフを見せたコーレンがダブルレッグへ。ケージに詰められたウィットマーは、ボディロック→ダブルレッグという流れを防ぐと、シングルもウィザーで耐える。ついにコーレンが離れ、ウィットマーが右を振るって前に出る。コーレンはケージを背負った状態で、ウィットマーのパンチのコンビにダブルレッグへ。ケージに押し込み、テイクダウンを奪う。すぐに背中を乗られたウィットマーは、またも四の字フックに捉えられ我慢の時間に。リストコントロールで絞めは防いだもののウィットマーは、この回も落とした。

最終回、コーレンは右ローで2つ入れる。3発目を蹴られたウィットマーは、右を当てるがダブルレッグでテイクダウンを許す。スクランブルでまたもバックを許したウィットマーは、再び倒されてガードを取る。下からエルボーを打たれたコーレンは、左のパンチに切り替える。オープンガードになると、ケージ際に移動したウィットマーは背中を取らせず立ち上がる。それでもコーレンがエルボーを落とされながら、テイクダウン。バックを譲らず、ガードを選択したウィットマーが抑えられパンチを落とされる。最後までコントロールし、バックコントロールからのパンチの威力を増したコーレンが3-0の判定勝ち。通算戦績を6勝0敗とした。


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