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【IT’S SHOWTIME】山本、王座奪取ならず。流血に涙

■IT’S SHOWTIME 世界61キロMAX選手権試合/3分5R
セルジオ・ヴィールセン(オランダ)
Def.3R/TKO
山本真弘(日本)

1R、いつものように動き回る山本。右ハイキックで襲い掛かると、ヴィールセンも右ハイキックを返す。回る山本。まだ動きは固いが、いつもの攻撃を仕掛ける。右ローキックをヒット、そしてその場を去る山本。ヴィールセンは、飛びヒザ蹴りをみせるが、山本はかわす。

だが、ヒザ蹴りがボディが貫き、山本がダウンを喫する。その後はローを中心に山本のペースを取り戻しかけるなか、初回が終了した。


2R、左ローキックを蹴っていく山本。回ってローキック。リズムに乗って攻めることができている。ヴィールセンは右ストレート。山本はかわして、右フック。ヴィールセンはストレートを放ちながら、飛び込む。山本はかわして、左ストレートをヒット。

パワフルなパンチを繰り出すも、山本によけられるチャンピオン。対する山本は右フック、左フックといいリズムで攻撃を組み立てる。このラウンドも山本か。

3R、ローキックから入る山本。ヴィールセンは右ミドルキック。かわした山本は、左ストレート。これはヴィールセンがディフェンス。山本は、ローキック。ヴィールセンは、左ストレートからローキック。山本は、左右に構えをチェンジして揺さぶりにかかる。だが、ヴィールセンが放った右ストレートが、山本の右目をかすめた。その後、頭を片手で抑えた形からヴィールセンがヒザ蹴りを突き上げると、山本の右目の瞼から大量の出血が見られる。

パンチを戻したときこすれた傷が、ヒザで大きく開いたのか、山本は右目のまぶたを割ってしまう。出血が激しく、ここで試合がストップ。山本が流血で涙を飲むこととなった。

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