【IT’S SHOWTIME】ドラゴ、ショータイムで3連敗
■70キロ/3分3R
ヤフス・カヤバシ(オランダ)
Def.3R終了/判定4-1
ガーゴ・ドラゴ(オランダ)
K-1のリングに何度も参戦している人気者のドラゴと、一発のパンチの破壊力を持っているヤフス・カヤバシの顔合わせ。好勝負に期待が高まった。 1R、ドラゴ・ダンスに乗って登場したドラゴは、いつものように積極的に仕掛けていく。左ローキック、右ローキックを飛ばすと、左フックから右ローキックのコンビネーションを見せる。ヤフスはしっかりと反応して、ディフェンスし、ジャブから前蹴りで突き飛ばす。さらに強烈な左ボディを返していく。
ドラゴは右ローキック。左フックから右ハイキックと得意のコンビネーションで攻め立てる。ヤフスは飛びヒザ蹴り。ドラゴはワンツーフック、ローキックと細かいコンビネーションをみせる。ヤバスもワンツーからローキックと同じようにコンビネーションで返す。まったくの互角だ。
2R、ドラゴは前へ出て、パンチから蹴りへのコンビネーションをみせる。ヤフスは、足払いでドラゴを転ばせる。右フックを振り回すドラゴ。これは空振り。右ストレートで攻撃するヤバス。ドラゴも反撃するが、ラウンドが終了。
3R、ドラゴはワンツースリーとコンビネーションをみせる。左ボディをダブルで放つドラゴ。ヤフスは、右ストレート。バックキックで攻めるドラゴ。ヤバスは右ローキックを連続で蹴り上げる。ヒザ蹴りを顔面に受けたドラゴがダウン。立ち上がったドラゴは左ボディ。
ヤフスの攻撃を断ち切るように、ボディからボディへのバックキックを決めたドラゴ。ヤフスの動きが鈍くなり、棒立ちになると右フックで追撃。コーナーに詰まったヤフスに、ドラゴがスピニングバックキックを放つも、ダッキングでかわされてしまう。ここで、タイムアップとなり、ダウンをとられたドラゴが、判定で敗れた。
K-1MAXではベスト4という結果を残したドラゴだが、5月のアレナ大会から、9月のアムス大会、そして今回と本拠地イッツショータイムでは3連敗となり、世代交代を強く印象づけるヤフスの勝利だった。