【Shooto2025#01】世界フライ級暫定王座戦=関口×安芸、環太平洋王者エフェヴィガ×挑戦者・西尾が決定
【写真】MMA戦績を10戦10勝としたエフェヴィガ雄志が環太平洋ライト級王者として、西尾真輔の挑戦を受ける(C)MMAPLANET
2025年1月19日(日)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦=PROFESSIONAL SHOOTO 2025 開幕戦の主要対戦カードが決定した。
text by Takumi Nakamura
2025年のプロフェッショナル修斗公式戦は1.19後楽園大会からスタートとなり、今大会では関口祐冬×安芸柊斗の世界フライ級暫定王座決定戦、エフェヴィガ雄志×西尾真輔の環太平洋ライト級タイトルマッチの2大王座戦が組まれている。
修斗世界フライ級王座は新井丈が保持しているが、現在はRIZINで2連敗中。復帰までに時間がかかることから、今大会で暫定王座を設ける形で同級1位・関口と2位・安芸が対戦が決まった。
関口は2023年3月に新井と対戦。当時世界ストロー級王者だった新井が階級を上げる形でランキング1位の関口に挑み、新井が判定勝利を収めた。7月にその新井が持つストロー級王座に挑戦したのが安芸で、この試合は新井が1RTKO勝利で安芸の挑戦を退けている。
正規王者の新井に敗れている関口と安芸だが、新井戦以降の関口は内藤頌貴、ヤックル真吾、石井逸人に3連勝。安芸も猿丸ジュンジに敗れて連敗を喫したものの、2024年は西村大地と親川龍を下して連勝している。新井は正規王者として関口×安芸の勝者=暫定王者との統一戦を行うことを意思表示しており、2025年の修斗フライ級は関口と安芸、そこに新井を交える形で動いていくことになる。
エフェヴィガと西尾の環太平洋ライト級タイトルマッチは、当初11月の後楽園大会で王座決定戦として計画されていた試合だ。この時は西尾サイドと調整がつかず、エフェヴィガとマックス・ザ・ボディの王座決定戦が組まれ、エフェヴィガがRNCで一本勝ちして王座戴冠。約2カ月という短いインターバルで、西尾の挑戦を受ける形になった。
マックス戦ではマックスのパンチを被弾する場面があったものの、組みの強さで試合をフィニッシュしたエフェヴィガ。今回対戦する西尾も打撃主体のスタイルで、エフェヴィガがマック戦同様に組みをミックスして試合を終わらせるか。それとも西尾が打撃とパワーでそこを突破するかに注目したい。
また年末の大阪大会で田上こゆる×旭那拳の世界王座決定戦が組まれているストロー級では当真佳直×山上幹臣、泰斗×内藤頌貴の2試合が決定。全5階級で2024年度の新人王決定トーナメントも行われる。
■PROFESSIONAL SHOOTO 2025 開幕戦 対戦カード
<修斗世界フライ級暫定王座決定戦/5分5R>
関口祐冬(日本)
安芸柊斗(日本)
<修斗環太平洋ライト級選手権試合/5分3R>
[王者]エフェヴィガ雄志(日本)
[挑戦者]西尾真輔(日本)
<ストロー級/5分3R>
当真佳直(日本)
山上幹臣(日本)
<ストロー級/5分3R>
泰斗(日本)
内藤頌貴(日本)
<フライ級インフィニティリーグ/5分2R>
大竹陽(日本)
亮我(日本)
<新人王決定トーナメント・ストロー級決勝戦/5分2R++ExR>
田口恵大(日本)
知名昴海(日本)
<新人王決定トーナメント・フライ級決勝戦/5分2R++ExR>
シモン・スズキ(日本)
山本壮馬(日本)
<新人王決定トーナメント・バンタム級決勝戦/5分2R++ExR>
宮口龍鳳(日本)
恵真(日本)
<新人王決定トーナメント・フェザー級決勝戦/5分2R++ExR>
ヒカル(日本)
歩生(日本)
<新人王決定トーナメント・ライト級決勝戦/5分2R++ExR>
シヴァエフ(日本)
手島響(日本)