【Breakthrough Combat02】RTU準優勝者スングク、古賀の右を被弾するも2Rに右フック→パウンドアウト
【写真】先にパンチを当てた古賀だったが、徐々に古賀の打撃に慣れ始めたスングクが右を効かせて試合を決めた(C)MMAPLANET
<フライ級/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
Def.2R0分39秒 by TKO
古賀優兵(日本)
スングクがインロー、古賀は右を振って前に出て右ローを蹴る。スングクはスピニングバックを見せて右カーフを蹴る。お互い左ジャブを差し合い、古賀がパンチで前に出たところに右ストレートを狙い、古賀のカーフに右ストレートを合わせる。古賀は右ストレートで前に出て、蹴りのフェイントから右ストレート。これでスングクの足を止めると続く右フックでスングクの腰が落ちる。すぐに組みつくスングクだったが、古賀はテイクダウンを許さずに離れる。試合がスタンドに戻ると古賀は右カーフ、距離を詰めて首相撲も狙う。
徐々に動きが戻ってきたスングクは、古賀が前に出て来るところに右を合わせて、じりじりと前に出る。お互いの右ストレートが交錯し、古賀が返しの左フック。この左フックを見せつつ首相撲を狙う。スングクは右ストレート。古賀が左ミドルと左フック、パンチを振ってから右カーフにつなげる。スングクはすぐに右を返して左フックまでつなげ、古賀が前に出てくるとスングクは下がりながらも右ストレートを狙い続ける。
古賀はガードを上げて右カーフ。スングクも前に出て右かーフを蹴ると、古賀の蹴りにダブルレッグを合わせる。これはテイクダウンまで至らず、試合はスタンドになると、スングクが右を当てて古賀のバックへ。テイクダウンしてパンチを入れつつ、背中に乗ってRNCを仕掛ける。古賀がそれを外して試合がスタンドに戻ったところでラウンド終了となった。
2R、スングクがインローとジャブ、そこから右ストレートを狙う。古賀も右フックを返して首相撲に持ち込むが、スングクがそれを外して古賀を後方に押し倒す。古賀が後転するように立ち上がると、そこにスングクが右フック。これで古賀が崩れ落ち、スングクが追撃のパンチを落としたところでレフェリーが試合を止めた。
試合後、スングクは「1Rは距離を取れずに打たれましたが、セコンドのジョン・チャンソンにリズムを合わせれば大丈夫と言われて、それを実行できました」と試合を振り返った。