【UFC123】デイビス、片腕でキムラアームロック極めた!?
■第8試合 ライトヘビー級/5分3R
フィル・デイビス(米国)
Def.2R2分55秒/キムラアームロック
ティム・ブティッシュ(米国)
右ローを蹴り込み、プレッシャーを与えるデイビス。その蹴り足を掴み、右フックを返していくブティッシュ。組みついたデイビスは、腰をコントロールしテイクダウンに成功する。そのまま肩固めを仕掛けたデイビスに、ブティッシュは足を入れ距離を作ってハーフへ。トップをキープしたままのデイビスは、右エルボーを容赦なくブティッシュの顔面に滑らせる。
ワキを差してきたブティッシュの顔面ががら空きになると、パウンドに移行したデイビスは足を戻されてフルガードになっても、すぐに足を一本引き抜く。潜りから足を狙ったブティッシュに、デイビスはすぐに呼応し、背中を見せて立ち上がる。
2R開始直後、デイビスは左ハイを見せるが、すぐに組みつきバックへ回り込む。胸を合わせたブティッシュは、デイビスのシングルレッグにギロチンを合わせる。首を引抜き、トップを奪ったデイビスはキムラアームロックへ。と、左手で手首をクラッチし、片腕でアームロックを固定すると、そのままサイドから上四方へ時計回りで移動し、非常に珍しい形でタップを奪った。