【DWCS S08 Ep07】初回にダウンを奪ったクーチ、2Rにスタミナ切れ。フルンザがパウンドアウト
<ウェルター級/5分3R>
ダニエル・フルンザ(ルーマニア)
Def.2R3分30秒by TKO
ワジム・クーチ(ベラルーシ)
右ローを蹴ったクーチ。フルンザが右ハイを狙う。ローに右を合わせ、カーフを蹴ったフルンザは、ローを返したクーチに右をヒットさせる。動きが止まったクーチは、直後にダブルレッグでテイクダウンを決めて息を整える。クーチは下からエルボーで右目尻をカットしたが、立ち上がって強烈な勢いのパウンドを左右から落とす。
フルンザは明らかに怯み、足を一本抜かれると背中を預けてスクランブルに。後方から蹴りを見せたクーチは、再びテイクダウンを奪う。すぐに立ち上がったフルンザに正対したクーチは離れたフルンザに右を当てる。さらに間合いを測るなかで、右アッパーを決めてダウンを奪う。残り1分、クーチはクローズドガードのフルンザに細かいパンチを落とし、上体を起こしてエルボーを打ちつける。ここで立ち上がったクーチだが、フルンザが右を打ち込んでラウンド終了となった。
2R、初回はクーチが取ったが勝負の行方はまだまだ読めない。肩で息をするクーチは右アッパーからフックで前に出る。構わす打の圧を高めるフルンザは、ニータップを切って右を当てる。クーチは頭から突っ込むようなボディショット、そしてアッパーからオーバーハンドを狙う。直後にダブルレッグを仕掛けたクーチは、スプロールされ完全にガスアウト状態に。
シングルレッグも自ら離れたクーチは、ワンツーを被弾する。さらに右を受けたクーチは、エルボーに右を打ち返す。勢いを高めるフルンザは右を当て、スイッチを織り交ぜて圧を掛ける。組んで切られ、足が泳ぐクーチ。これはもう時間の問題か。フルンザはボディショットから、三角蹴りを決める。腹を効かされシングルを切られて動けないクーチが引き込むが、パンチの連打の前にレフェリーが試合を止めた。