【DWCS S08 Ep03】2度目の正直?! マルコ・トゥーリオがデュクロをスピニングバックキックでKO
<ミドル級/5分3R>
マルコ・トゥーリオ(ブラジル)
Def.2R2分38秒by KO
マチュー・デュクロ(フランス)
サウスポーのデュクロが左ミドルを2発連続で放つ。トゥーリオは右インロー、左アウトローから右を伸ばす。スイッチするデュクロに対し、ワンツーを打ち込みダウンを奪ったトゥーリオは立ち上がったデュクロをケージに押し込む。間合いを取り直したトゥーリオもスイッチを見せ、オーソに戻して右ボディショットを決める。なかなか手を出せないデュクロだが、右を被弾した直後に左フックを打ち返す。
さらにデュクロ右を当て、トゥーリオもここで前に出ると右ローで姿勢を乱したデュクロをケージに押し込む。回って離れたデュクロにジャブを伸ばすトゥーリオはミドルをガードして飛び込む。警戒感が増した感のあるトゥーリオのステップインに、デュクロは右を合わせ組まれても最後にテイクダウンを決めた。
2R、左アウトローを蹴ったトゥーリオはパンチの応酬のなかで右ストレートを入れ、デュクロのステップインにスピニングバックフィストを合わせていく。そして右カーフから左ストレートを入れ、デュクロは右三日月を蹴る。トゥーリオは左フックを当て、ワンツーで左フックを強振する。デュクロはこれをかわすが、手数は減っているか。
トゥーリオは一気に距離を詰めて組みつくと、ケージに詰めてエルボーを打ち込む。離れて右を決めたトゥーリオは、デュクロの右オーバーハンドにスピニングバックキックを合わせレバーを蹴り抜く。デュクロは悶絶して、ヒザをつきKO勝ちを決めた。
「前回、タフな相手と戦い今回の相手もそうだった。シュートボクセの力を見せて戦いたかった。練習の30パーセントの力で倒すことができる。フィニッシュの蹴りは、他の試合でも使っている。タイミングをずっと磨いてきたんだ」とバックステージインタビューで笑みを見せた。