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【ONE FF65】ルンピニーで、リョースケ対決=本田良介×野田遼介が実現

【写真】実績では本田が上。野田が挑むという形の試合だ。その野田、勝利者インタビューでの声、話し方、マイクの持ち方が印象深い(C)MMAPLANET

30日(金・現地時間)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Friday Fights 65で本田良介×野田遼介という日本人ストロー級対戦が組まれている。
Text by Manabu Takashima

ムエタイ、MMA、そしてグラップリングと毎週のように日本人選手の試合が組まれているONE FFのMMAで、ついに同朋対決が組まれることとなった。


タイガームエタイ所属の本田は昨年12月にONE FFデビューを果たしデヴィッド・バンギギに判定勝ちも、3月に本戦級の力を十分持つサンザール・ザキロフにTKO負け。以来の再起戦となる。

パンクラス一筋、パンクラス代表としてONE Japan Seriesで修斗との対抗戦に出場経験のある野田は山北渓人、八田亮に敗れたのち昨年7月に植松洋貴を初回パウンドアウトして以降、初の実戦となる。

当初、野田は昨年12月と今年の3月にGladiatorに参戦したイ・スンチョルと対戦という話も伝わってきていた。イ・スンチョルはGladiatorフライ級トーナメント1回戦でツェルマー・オトゴンバヤルにマウントパンチでTKO勝ちも肩を負傷し、トーナメントから離脱していた。

聞くところによると、この試合でフライ級とのフィジカル差を痛感し、当初の予定通りONEストロー級を目指すことをイ・スンチョル陣営は決めたという。それでも負傷の回復待ちで、野田との試合は流れた。その結果、本田×野田のリョースケ対決in ルンピニーが組まれることに。

修斗ストロー級からDEEPフライ級でキャリアを積んできた本田と、パンクラス・ストロー級戦線を粘りの極め系ファイトでわかしてきた野田の顔合わせ。心情的にバンコクでの人材発掘&育成大会で日本人対決の必要性はあるのかと考えてしまうが、戦う当人とっては場所や国籍など関係ない。本戦契約に突き進むために、ただ星を落とすことができない従来通りの試合となる。


■放送予定
5月31日(金・日本時間)
午後9時15分~U-NEXT

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