【Road FC68】左ストレートでダウン。TKO負け寸前のキャプテン☆アフリカが腕十字で大・大・大逆転勝ち
【写真】大逆転の腕十字。しっかりと休息をとって、次に備えて欲しい(C)ROAD FC68
<ライト級/5分3R>
キャプテン☆アフリカ(日本)
Def.2R3分47秒by 腕十字
ハン・サングォン(韓国)
左ローを蹴り、右ジャブを伸ばすアフリカ。ハン・サングォンも左オーバーハンドから左ローを蹴る。アフリカはシングルに出ると、足を抜こうとするハン・サングォンをレッグリフト。ハン・サングォンが飛びあがってヒザを狙い、離れる。左ストレートで前に出るアフリカに対し、ハン・サングォンも左を返し左右に回る。と、左を被弾して崩れたアフリカは投げを狙うが潰される。下になり内ヒールに出たアフリカは、ロールするハン・サングォンにヒザを抜かれる。ここでアフリカはバック奪取に切り替え、スクランブルでボディロックテイクダウンを決める。
正対して立ち上がったハン・サングォンを小外で倒したアフリカは肩固めも極め切れない。足を挟まれながら左を当てて離れたハン・サングォンが、左ハイを狙う。頭を抱えての投げを潰されたアフリカは、引き込んで下に。ニーシールドもハン・サングォンが殴っていく。左右のパンチを顔面に落とされるアフリカは、下のままラウンドを終えリードを許した。
2R、前に出たアフリカは、ハン・サングォンの左ストレートをモロに受けダウン。パウンドの追撃を受けるアフリカはKガードからエントリーしヒザ十字をセットするが、ハン・サングォンは足を抜いてハン・サングォンがパンチ、鉄槌を打ち込む。アフリカは足を効かせ、上体を抱え込もうとするが突き放したハン・サングォンが引き続きパンチを効かせる。Kガードから足を取れず連打を浴びるアフリカは残り2分、厳しい状態が続く。
蹴り上げを受けたハン・サングォンが、パンチを続けるとアフリカが腰を切って腕十字を仕掛ける。ハン・サングォンはアフリカの体を跨ぎに掛かったが、腕が抜けず上を向かされる。ここで右腕が伸びたハン・サングォン、懸命に耐えたが遂にタップを強いられアフリカが大逆転一本勝ちを決めた。
「きつかったです。応援に来てくれる人の前で諦めないで良かったです。応援ありがとうございます。去年、応援してくれていた母が無くなってモチベーションを保てるか心配でしたけど、最高のコンディションで臨むことができました。この後、自分の練習仲間の林RISE選手がRoad FCのチャンピオンと戦います。応援してあげてください。もし、林選手が負けると僕がリベンジしたいんでトーナメントの初戦でチャンピオンと戦わせてください」と応援しているわりには……と指摘されそうなマイクで、アフリカは激闘を締めくくった。