【Eternal MMA82】ライト級王者サーキルド、初回はガードを強いられるも高速RNCで王座防衛
<Eternal MMAライト級選手権試合/5分5R>
クイラン・サーキルド(豪州)
Def.2R3分03秒by RNC
ドン・マール・ファン(豪州)
左ローから左前蹴りを見せたサーキルドだが、ファンが組んでボディロックテイクダウンを奪う。バタフライガードのチャンピオンはクローズドに取り、オープンガードもファンがパウンドを落とす。エルボー狙いのファンに対し、三角絞めを狙ったチャンピオンだが察知されて下の状態が続く。パウンドを落とされスクランブルも、バックを許しようになったサーキルドがガードを取り直す。右のパンチを2発落として立ち上がったチャレンジャーは、サーキルドが蹴り上げから続こうとすると潰してヒザ十字を狙いつつトップをキープする。サーキルドは右腕を差したが、潰され立ち上がることができない。
ファンはサーキルドをケージに押し込んでパウンドを落とし、足を一本抜いていく。サーキルドがフルガードに戻し、三角絞めをセット。体を跨いでエスケープを図ったファンに対し、三角を解いてトップを取ったサーキルドが殴り、スクランブルでバックを奪取する。両足をフックしたサーキルドが2度RNCをセットしたが、ファンは手首を掴んでエスケープし時間となった。
2R、サーキルドが左ハイを見せ、ワンツーから右ハイを入れると、組んでテイクダウンを決める。バック、マウントから勢いのあるパンチを落としたサーキルドがRNCを狙いつつ殴る。ハーフネルソンを嫌がったファンのバックに回ったサーキルドはエルボーを落とし、座った状態のファンにRNCを狙う。ここは絞めに固執せず削っていくサーキルドが、スクランブルで再びバックを取りネッククランク気味のRNCへ。
ここも耐えたファンだが、背中を取られた状態が続き、正対するとエルボーを被弾。思わず背中を見せたファンは、ワンフックで殴れると高速RNCから両足をフックされる。喉の上から絞められ、背中を反らされたファンがタップ──サーキルドが王座防衛に成功した。