【ONE FF46】ジャオスアヤイ、2Rに左フックでダウンを奪って判定勝利。ペットスクンビットを返り討ち
【写真】ジャオスアヤイがトリッキーな蹴り技も見せつつ、コンパクトなパンチでダウンを奪った(C)ONE
<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ジャオスアヤイ・ソー・デッチャパン(タイ)
Def.3-0
ペットスクンビット・ボイ・バンナー(タイ)
両選手は今年6月に対戦しており、このときはジャオスアヤイがKO勝利を収めている。ジャオスアヤイは構えをスイッチしながら距離を取り、サウスポーに構えて左フック、ジャンプキックを見せる。ペットスクンビットが右ローを蹴って前に出ると、ジャオスアヤイは左ボディを返して、右アッパーと左フック、2段の飛びヒザ蹴りを繰り出す。
ペットスクンビットはガードを上げて右ロー。ジャオスアヤイはガードの間にパンチを打ち込んで、左フックからパンチをまとめると、ペットスクンビットもヒジを返す。終盤、ジャオスアヤイは回転蹴りやジャンプキックなど変則的な蹴りを見せる。
2R、ジャオスアヤイはスイッチして左ストレート。ペットスクンビットが前に出ると、一旦バックステップして左からパンチをまとめる。ペットスクンビットは強引に距離を潰して右ヒジ、左フックを効かせて圧力を強める。
劣勢のジャオスアヤイだったが左フックを当てて起死回生のダウンを奪うと、一気にパンチをまとめて挽回。このままジャオスアヤイペースになるかと思われたが、ペットスクンビットも左右のフックを強振して譲らない。
3R、ペットスクンビットが右ストレートを伸ばして前に出て、ヒジと右アッパーを打ち込む。ジャオスアヤイも下がりながらジャブと右ミドルを蹴るが、ペットスクンビットは下がらない。
首相撲になるとペットスクンビットがヒザを突き上げ、ジャオスアヤイも有効打は許さない。最後はジャオスアヤイが距離を取りながらガードを上げてジャブと前蹴りでペットスクンビットを突き放す。このまま試合終了となり、2Rにダウンを奪ったジャオスアヤイが判定勝利でペットスクンビットを返り討ちにした。