【ONE FF46】初回にボディを効かされるも、ヒジと首相撲で押したセクサンがダスにスプリット判定勝利
【写真】打撃のダメージを首相撲を駆使して挽回する。これもまたムエタイらしい攻防だ。(C)ONE
<ムエタイ140ポンド契約/3分3R>
セクサン・オー・クワンムアン(タイ)
Def.2-1
リバー・ダス(英国)
右ローを見せたセクサンに対し、ダスがワンツーから左ボディ、右ハイへと繋げる。明らかにボディを効かされたセクサンに、ダスが左右フックから左ボディアッパーを突き刺す。さらに首相撲からヒザをボディに突き上げるダス。セクサンは右ヒジを繰り出すも当たらず。
しかし接近戦に持ち込んだセクサンが、至近距離で左右フックとヒジを当てていく。ペースが落ちたダスだったが、ワンツーから右ミドル、右ヒジを返した。リング中央で乱打戦を展開する両者——セクサンは右縦ヒジを狙う。一方のダスの右ストレートが幾度となくセクサンの顔面を捉えるが、セクサンはこかされることはあってもダウンを喫していない。
2R開始早々、ダスがワンツーから左ミドルへ。セクサンも打ち返すが、ダスの左フックを食らってダウン——に見えたが、レフェリーが続行させる。セクサンは首相撲からヒザを突き上げるが、ダスは中間距離からストレートを打ち込む。ノンストップの乱打戦の中、互いにスプニングバックフィストを見せる。セクサンの跳び蹴りは外れた。残り1分から首相撲でヒザを打ち合う。しかし残り30秒で元の乱打戦に戻り、ダスの右ストレートをもらったセクサンがフラついた。
最終回、ダスが右横ヒジと左ボディ。さらに右ストレートを突き刺す。セクサンは首相撲に持ち込むも展開を打開できず。セクサンの右ミドルの打ち終わりに、ダスが左ボディブローを突き刺した。打ち負けるとセクサンは首相撲へ。しかし首相撲でもダスに押されてしまう。セクサンを突き放したダスが左ハイを当てた。一瞬動きが止まったセクサンは、距離を詰めて首相撲に持ち込もうとするが、ダスが離れ、さらにセクサンの蹴りをかわす。残り30秒は、互いに蹴り合って試合を終えた。
裁定はスプリットでセクサンが勝利した。