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【UFC295】ジャレッド・ゴードン、グレコ五輪メダリストを掟破りのダーティーボクシングでKO

<ライト級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン(米国)
Def.1R4分42秒by KO
マーク・マドセン(デンマーク)

まず右ローを蹴ったゴードンに対し、距離を詰めたマドセンはクリンチでパンチを打つ。離れてボディをゴードンが打つと、マドセンは再びダーティボクシングとヒザのコンビで優勢に立つ。間合いを取り直したゴードンがロー、マドセンは右を振るって前に出ると首相撲でヒザを突き刺す。さらにボディを殴るマドセンのグレコローマン・ボクシング&ムエタイが炸裂する。

ゴードンも前蹴りを返すが、すぐに組まれてケージを背負ってヒザを受ける。マドセンは力を使い過ぎることなく戦う一方で、離れるとゴードンがボディやワンツーを打っていく。マドセンは右だけでなく左とのコンビで前に出ると、レベルチェンジで低い組みのフェイクを見せる。ゴードンも逆にクリンチでパンチをボディに入れ、ケージにマドセンを押し込む。ゴードンは右フック&アッパー──さらに左エルボーを打ち込む。直後に右フックを決めると、マドセンは腰から崩れ落ち、パウンドの連打でゴードンがパウンドアウトした。

「ここNYで生まれ育った。ハロウィンではペン・ステーションをうろついたんだ。トップ15と戦いたい。彼のクリンチが強力なことは分かっていたから、十分に準備してきたんだ」と笑顔でゴードンは話した。


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