【ONE FF15】マイキー・ムスメシが、青木真也からアオキロックを取り一本勝ち!!
【写真】尻が接地するだけ入られてしまった。致し方ない(C)ONE
<サブミッション・グラップリング無差別級/10分1R>
マイキー・ムスメシ(米国)
Def.3分05秒by ストレートフットロック
青木真也(日本)
フレンドリーなマイキーと、厳しい表情を続ける青木。相手に触れていないと引き込めないので、青木に足を取らせたマイキーが座る。やや距離をとって正座の青木は足をすくわれない状態を創ったか。
手首る掴んで足を取りつつ展開を創ろうとするマイキーに対し、スプロールで取らせない青木だが、右足をすくわれてしまう。マイキーの股間に手を入れた青木は足の裏を浮かせないようにしているか。マイキーはその右足を右手で奥深く取り、左手をからめて上を向きつつリバデラでRNグリップに取る。
右足を伸ばして、青木の上半身を遠のけたマイキーは、結果ストレートフットロック──アオキ・ロックを本家から取ってタップを奪った。ここで笑みを浮かべた青木、マイキーは「本音をいえば僕は病気で、先週も病院にいた。40度熱があったんだ。ONEには死んじゃうと伝えていたけど、自分をプッシュして戦った。チャレンジしたんだ。一度の人生、僕は自分の好きなことをやって生きたい。勝つか負けるかなんて、分からなかった。1時間、朝に練習しただけど、動きは最悪だった。でも、どんな調子かなんて関係ない。状態を知って、自分のプッシュするんだ。そう自分に言い聞かせた。ここにはファイトにきた。どんな調子かは関係ないんだ。
フィニッシュはアオキ・ロック、モディファイド・ストレートフットロックだ。このポジションはシンヤから学んだ、彼が創造した技なんだよ。先生と生徒の関係だった。40歳でも戦い続けて、彼はチャレンジし続けている。それがチャンピオンなんだ。次? まずは40度熱があって練習するなと言われたよ。今、ムエタイをやっていた凄く楽しい。ここルンピニーでMMAを戦いたい」と話した。