【DWCS S07 Ep08】バックコントロールを10分続けたピアゾンが、最後はゾルダッキンから反則勝ち
<ヘビー級/5分3R>
マリオ・ピアゾン(ブラジル)
DQ.3R0分20秒
アレキサンダー・ゾルダットキン(ドイツ)
開始直後にピアゾンが組みつき、小外刈りでテイクダウンを奪う。ゾルダットキンはケージを使って立ち上がり、もう一度小外で倒される。と同時にフリップを狙ったゾルダットキンだが、すかしたピアゾンがバックへ。背中を譲ったままゾルダットキンは立ち上がるが、前方に崩される。ピアゾンのコントロールが続き、ゾルダットキンはケージを掴んで注意される。
残り80秒でゾルダットキンが正対し、クリンチの攻防はケージ中央へ。ピアゾンはケージに押しこみ返すも、ゾルダットキンが反対側のケージまで歩いて押し込む。ピアゾンの小手投げは決まらず、最後の最後に離れた両者。有効な打撃はなく時間に。
2R、右オーバーハンドを振るったピアゾンが、ダブルレッグへ。クリンチの攻防から初回とは違いゾルダットキンが投げを打ち、ヒザをついたピアゾンのバックに回る。立ち上がって胸を合わせたピアゾンに対し、ゾルダットキンが離れて左ハイを蹴っていく。同時に組んだピアゾンがワキを潜ってバックに。このままコントロールが続き、残り1分へ。勝負として有りだが、コンテンダーシリーズとしてはNGファイトは、最後にゾルダットキンが引き込みピアゾンがパンチを振り下ろしてラウンド終了を迎えた。
最終回、パンチの交換からピアゾンがシングルに出る。切ったゾルダットキンは、微妙なタイミングだったが右手の掌をキャンバスにつけているピアゾンの頭部にヒザを入れ、試合が中断。右目を押さえるピアゾンは続行不可能となり、反則勝ちとなった。