【DWCS S07Ep08】オリヴェイラ、打の圧でマドリガルの戦いをさせず。左フックで失神KO勝ち
<バンタム級/5分3R>
ヴィニシウス・オリヴェイラ(ブラジル)
Def.1R3分02秒by KO
ヴィクトル・ウゴ・マドリガル(メキシコ)
オリヴェイラが右カーフからサイドの関節蹴りを見せる。カーフとジャブ、そして右ストレート、さらにスイッチして左ミドルを入れたオリヴェイラに対し、右を振るって組みついたマドリガルだが、すぐに離れられる。重い打撃を続き、マドリガルの右の直後に右アッパーを決めたオリヴェイラがは左リードフックも決める。ワイルドだが、その圧でマドリガルをリードするオリヴェイラだが、この強振はいつまで続けることができるか。
そのオリヴェイラのワンツーで下がったマドリガルは、足、腹、顔面と攻撃を受け続ける。それでも左を当てたマドリガルだったが、直後に左フック一発で大の字に。メキシコの柔術ファンタジスタは、得意な局面に持ち込めずに完敗を喫した。
「この時のために10年間やってきた。僕の人生はファイトとともにある。誰も止められない。僕はチャンピオンになる。彼はジャブを出したときにガードが下がるんだ。そこに右から左のフックを打ち込む練習をしてきた」とキャリア19勝目、15回目のKO勝ちをキャリア最重要なファイトで成し遂げたオリヴェイラは話した。