【Impact FC】メインは予想通り、46歳ケン・シャム完敗
■ヘビー級/5分3R
ペドロ・ヒーゾ(ブラジル)
Def.1R3分33秒/TKO
ケン・シャムロック(米国)
46歳になったケン・シャム、MMAパイオニアとして豪州のケージに降り立った。ピュア・ヘビーウェイトのヒーゾと比較して、明らかに線が細いケン・シャムは蹴り足を掴まれ、すぐにテイクダウンを許す。ヒーゾは寝技へ移行せず、ケン・シャムが立ち上がってくるのを待ち、左右のパンチから膝を顔面に打ち込んでいく。
前に出てもパンチを顔面に受けるケン・シャムは、残り3分となったところで右フックを受け、体がよろける。右ローから右ストレート、さらに右ローを重ねられ、ケン・シャムはバランスを崩し前に出られなくなり、残り90秒では遂に、ヒーゾの右ローを受けると腿を抑えるように倒れ込んでしまう。
シドニーのファンの声援に機嫌よく、「また戻ってくる、今度は勝つ」と威勢のよさを見せたものの、「46歳という年齢で今も危険な男」と紹介されるファイターのメイン出場には無理があった。