【DEEP113】テイクダウンから一切のチャンスを与えず、北岡が大山をギロチンで仕留める
【写真】北岡のギロチンによる一本勝ちは2016年大晦日のダロン・クルックシャンク戦以来(C)MMAPLANET
<ライト級/5分3R>
北岡悟(日本)
Def.3R2分26秒 by ギロチンチョーク
大山釼呑助(日本)
サウスポーの北岡に対し、大山が左手を伸ばす。すぐに組んだ北岡がテイクダウンを奪い、大山に背中を着かせた。ハーフガードの大山の首に左腕を巻き付けていく北岡。大山は体をずらしていくが、北岡が右腕を差し上げて抑え込む。右のパンチで削りながらパスを狙う北岡は、左腕で大山の首を抱える。首にプレッシャーをかけられる大山は、一度ガードに戻すもすぐにハーフガードへ。大山が下からヒジを突き刺すが、状況を変えることはできない。北岡は大山の頭をケージに押し込み、右のパンチを連打する。大山が下から暴れるも、北岡が左腕を枕にして抑え込み続けた。
2R、北岡は左ロー、左ミドルから組みついていく。両差しから大山をケージに押し込み、ダブルレッグへ切り替えて尻もちを着かせた。立ち上がる大山、北岡はダブルレッグでしっかり背中を着かせる。北岡が左腕を差し上げ、右ヒジを押し付けていく。大山の頭を押し込み、パンチとヒジで削りながら、北岡が大山の右腕をキムラで抱えた。極めることはできなかったが、そのまま大山の右腕をコントロールしながら左ヒジを叩き込んだ。
最終回、右アッパーを突き上げた北岡がダブルレッグで組みつく。シングルレッグ、ボディロックに切り替えてケージ際でテイクダウンを奪った。左腕で大山の首にプレッシャーをかけつつ、パスしてサイドへ。ボディに右のパンチを、顔面で左ヒジを叩きこむ北岡は、スクランブルから左腕で大山の首を捕らえ、ギロチンでタップを奪った。試合後、前戦と同じく北岡はマイクを握ることなくケージを後にした。