【UFC116】試合後のレスナー 「今日はとことん弾けた」
3日（土・現地時間）、ラスベガスのMGMグランド・ガーデンアリーナで開催されたUFC116「LESNAR vs CARWIN」。メインのUFC世界ヘビー級王座統一戦はブロック・レスナーの逆転勝利で幕を閉じた。＜提供：格闘技ESPN＞
【写真】カーウィンの猛攻で絶体絶命のピンチに陥ったが、これを凌ぐと逆転の一本勝ち。王座統一に成功した試合後のレスナーを、さっそくケン・フロが直撃した (C) ZUFFA
UFC史上に残るヘビー級世界戦を終えたレスナーを、試合直後の控室でESPN MMA LIVEリポーター、ケニー・フロリアンがキャッチした。
まず、ケン・フロから試合の印象を尋ねられたレスナーは、「「パート・オブ・ウェイだよ。トレーナー、トレーニングパートナーが毎日のようにプッシュしてくれた。1Rはストップされるかと思ったので、そうならないよう動き続けた」と返答。
また、ケン・フロの『2Rを迎える時、笑顔を浮かべ、グラウンドで勝利した。これは新しいブロック・レスナーの姿かな？』という質問に対して、「とにかく、ここにいられることが嬉しい。この1年、良いこと、悪いこと、上下を行き来するとんでもない時を過ごした。でも、僕は僕のままだ。今も楽しんでいるし、試合に向けて少し冷静になったぐらいで。1Rは全く納得いっていないけど、ピーター（ウェルチ ※ボクシングトレーナー）と積んできた練習の成果を発揮することができなかった。1Rは完全にシェーンのラウンドだったよ。だけど、すぐに2Rにどう戦うか、頭を切り替えていたからね」と答えている。
続けて『一本勝ちしたことに驚きは？』という問いには、「僕たちはあらゆる状況でトレーニングをこなしてきた。コンプリート（ホドリゴ・メデイロス ※柔術トレーナー）が、トレーニングキャンプで毎日、毎日、指導してくれたからね」という。
『たった6試合で、どうしてこれだけ戦えるのかって、みんな思っているよ』というファンの声を代弁したケン・フロの問いかけには、「ただ毎日、強くなれるよう考えている」と答えたあとで、レスナーは一呼吸おき、「アイ・アム・グレーテスト。チャンプは僕だよ」と笑顔を浮かべた。
そして、「何て言えば良いのかな？ とにかく、今、僕はここにいて、この名前が持っていた意味はもう関係ないし、気持ちを見せて戦った。ホント、今日はとことん弾けたよ」という言葉でインタビューを締めた。
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