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【RIZIN LANDMARK05】RENAと戦うクレア・ロペスの参戦をCombate Globalが「団体を代表して」と明言

【写真】キャリア7勝4敗、フィニッシュ率86パーセント、さらに言えば勝っても負けてもフィニッシュ決着。Combateで3勝1敗のロペスが注目の初来日を果たす(C)COMBATE GLOBAL

4月29日(土)に東京都渋谷区の代々木第一体育館で開催されるRIZIN LANDMARK05でRENAと対戦が発表されたクレア・ロペスの出場に関して、ラテン系バチバチMMAで人気を博すCombate Globalが3日(金・現地時間)に、「団体を代表して戦う」とアナウンスした。

ロペスは昨日行われた会見では「RIZINの舞台で戦えることは最高にモチベーションが上がる素晴らしい機会です。新しいルールで戦うことによって自分の攻撃の幅も増えて、日本のファンに素荒らしい試合を見せることを楽しみしています。日本の武道の国で格闘家として日本で戦うことができることを光栄に思います。そして、このような企業な機会を与えてくれたRIZINとCombate Globalの皆さまに感謝します。皆さんをガッカリさせないようパフォーマンスと勝利を約束します!」というコメントを寄せている。


Combate Globalでは今回の試合を112.6ポンド契約という捉え方をしており、「RIZINが普段使用するリングではなくケージで行われる」という風に強調もしている。

またスコット・コーカーの下で、Strikeforceのジョー・シルバという位置づけにあった現Combate Globalのマイク・アフロモヴィッツ執行役員は「Combate GlobalがRIZINのパートナーとして、この素晴らしいマッチアップを世に送り出せることにワクワクしている」というコメントを寄せている。

アフロモヴィッツ氏は昨年末、極秘裏に日本の某キックボクシグプロモーションとの接触を図り、バチバチの打撃系ラテンファイターを日本のキックに送り込み、同時に日本のキックボクサーをMMAファイターとしてCombateに招聘する動きも見せていた。

もとより日本との交流を望んでいたCombate、そして昨日の会見ではBlack Combatのブラック代表の姿も確認されており、Bellatorとの対抗戦によりRIZINはフェデレーションとして、コロナに我慢する時代を終えるタイミングで、団体間のクロスオーバーという流れを創造し始めたのかもしれない。

Combate GlobalはONEやInvicta FCと並びアトム級王座のあるプロモーションで、ロペスは現在2位にランクされている。スペインに程近い地中海沿岸のベジエ出身、ムエタイで培われた打撃をベースに現在は元UFCファイターのブラット・ピケット率いるGBTT=グレートブリテン・トップチームに所属し打撃の強いウェルラウンダーとして活躍するロペス。彼女の参戦により、RIZIN女子ばかりか男子の各階級においてもラテンの激しい血が導入されるのか──興味深い。

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