＜ミドル級(※93.0キロ)／5分3R＞
アラシュ・マルダニ（イラン）
Def.3R by DQ
ヘリー・グレック（豪州）

ガードを固めるマルダニに対し、グレックは両手を下げて距離を詰める。グレックは左ジャブ、マルダニが右ローを当てる。前蹴りを見せるグレックだが、マルダニの右ジャブを連続でもらってしまう。それでも前に出て来るグレックに対し、マルダニは左右のローを当てるが、かわされた時に足を滑らせ尻もちを着いた。そこでグレックがトップからパウンドを浴びせる。

立ち上がった両者、マルダニがローで攻めていく。身長で勝るグレックは左右ストレートを突くも、マルダニのローが当たる。組んできたマルダニを突き放すグレック、しかし両者が見合ってしまい、レフェリーがアクションを促した。左右フックで攻め立てるようになったマルダニ、左フックがヒットしグレックからダウンを奪う。

ところがグレックがマットに背中を着けたままで、マルダニはグラウンドに行かず。するとレフェリーがグレックを立たせてスタンドへ。この展開が続くのはが、ONEルンピニー大会なのか。相手をこかすマルダニ、背中を着けるグレック、立たせるレフェリー……。マルダニの顔面から出血があり、ドクターチェック後に再開されてすぐにラウンド終了のゴングが鳴った。

2R、グレックの右ローをキャッチしたマルダニがこかす。背中を着けたグレックに対してマルダニが右ローを放ったところで、グレックの蹴り上げがマルダニの下腹部を捉えた。試合が一時中断されて再開、マリダニがパンチで攻め立てる。グレックがマットに背中を着き、レフェリーが立たせるという展開が続く。

グレックの左ハイをかわしたマルダニが右ローを効かせる。グレックはすぐマットに背中を着くようになってしまう。スタンド戦を促すのであれば、逆にグレックの行為には注意が与えられないのか……。会場からもグレックに向けてブーイングが飛ぶ。マルダニはダブルレッグでグレックに背中を着かせて、立ち上がる。そしてレフェリーがグレックにスタンドを命じる。

ロープ際でダウンを奪ったマルダニが、グレックにパウンドを浴びせるがマルダニの体がロープからはみ出てしまった。ブレイクして再開、マルダニの攻撃を受けると、ローが効いているグレックはすぐにマットへ背中を着ける。ここでレフェリーがブレイクし、グレックにイエローカードを与えた。再開後、グレックは自ら右ローを繰り出したあとに倒れる。

スタンドで再開し、グレッグのテイクダウンをマルダニが潰す。グレックはマルダニの右足を取って内ヒールへ。しかしマルダニがグレックのクラッチを解いてラウンド終了のゴングを待った。

最終回、マルダニが左ボディを突き刺す。ガードを下げて後ろに下がるグレッグ、両者が見合うとレフェリーが口頭注意を与える。マルダニは右ローと右クロスでグレックを下がらせる。グレックは手が出ない。レフェリーが2枚目のイエローカードを提示した。と、ここでマルダニにもイエローカードが提示される……。再開後はマルダニが突進、そのマルダニを下がらせるグレックだが、全く手が出ない。

マルダニにケージを背負わせ、左ジャブと右ストレートを突くグレックだが、効かせる打撃ではない。ここでレフェリーがグレックにレッドカードを提示し、試合終了となった。

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