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【UFC283】オクタゴンで初めての2R、マッキニーがボンフィム兄=イズマエルの跳びヒザに沈む

<ライト級/5分3R>
イズマエル・ボンフィム(ブラジル)
Def.2R2分17秒by KO
テレンス・マッキニー(米国)

左ミドルからテンカオを放ったマッキニーは、右オーバーハンドに左ヒザを合わせにいく。やや様子見の展開になるとボンフィムが左フックを振るう。さらにワンツーで左オーバーハンドを繰り出したボンフィムが、ニータップでテイクダウンへ。尻餅からすぐに立ち上がったマッキニーはケージを背負った状態から、押し返してヒザを繰り出す。ボンフィムが押し返して離れると、右フックをカウンターでいれてダウンを奪う。

起き上がって右腕を差したマッキニーが、クリンチでケージに押し込み息を整える。バックに回ったマッキニーは自ら後方に倒れ込むも、反転したボンフィムが上を取る。マッキニーは背中を譲って立ち上がるが、ボディロックで倒されそうになる。スイッチで耐えたマッキニーに組み勝ったボンフィムは、シングルレッグから離れて左ハイ。スリップして下になるも、初回をリードした。

オクタゴン4戦目で初めて2Rを迎えたマッキニーはスーパーマンパンチ、ボンフィムが左を合わせる。ここから左右のフックで攻め込むボンフィムはマッキニーのテイクダウン狙いを切って、大きな振りのフックとコンパクトなフックで圧を掛ける。マッキニーはケージを背負い、右ロングアッパーを繰り出す。構えを変えるマッキニーに右オーバーハンドを当てたボンフィムが、左ボディフックを決める。

動き出しが大きなマッキニーは圧を掛けることができておらず、逆に隙を作ってしまったか。その後もパンチを出してもカウンターを被弾するマッキニーは、右を被弾してマウスピースを吐き出す。ボンフィムは右を見せての左という跳び二段ヒザ蹴りを決め、マッキニーは文字通り頭からキャンバスに崩れ落ちた。


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