【RFA14】アレレ、アルド二世=バルセロスRNCで一本負け…
<フェザー級/5分3R>
マーク・ディックマン(米国)
Def.2R2分06秒by RNC
ハオーニ・バルセロス(ブラジル)
テイクダウン&スクランブルの強さは絶対的なディックマンに対し、アベレージが高いウェルラウンダーのバルセロス。まずは左ローを見せたディックマン、バルセロスはアッパーから飛びこむも、ディックマンがシングルレッグへ。ケージを背にして倒れないバルセロスだが、ダブルで押し込まれる。ディックマンの離れ際に右ヒザを突き上げたバルセロス、これが急所に触れて試合が一時中断する。
再開後、パンチを振るいながら前に出てテイクダウンを奪ったのはバルセロス。右腕を差し上げて立ち上がったディックマンがヒザを放ち、距離を取り直す。左ローを入れたバルセロス、続いて左アッパーをヒットさせる。バルセロスは引き続きローで前足を削り、右アッパーへ。怯まずダブルからシングルで組みついたディックマンだが、ここでもテイクダウンを奪えず逆にケージに押し込まれる。間合いを取り直すと、右アッパーから左フックと打撃でバルセロスが主導権を握るように。残り10秒で右ストレートを打ち込んだバルセロスが、まずは初回をリードした。
2R、頭を振って右を放ったバルセロスにテイクダウンを合わせたディックマンがバックへ。背中を向けて立ち上がろうとしたバルセロスに両足を絡めて、背中を伸ばしてパウンドを落していく。リストを取り、前方にディックマンを落としに掛かるバルセロスだが、頭部と顔面にパウンドを連打される。絞めを狙いつつパンチを落すディックマン、四の字フックからしっかりとバルセロスを固定している。上を向こうとしたところで顔面に重いパンチを受けたバルセロスは、背中を向け左腕でRNCに入られ、タップ!! 攻められるとモロかったバルセロスが、キャリア8戦目で初黒星を喫することとなった。