【Pancrase329】雑賀ヤン坊達也が必殺の右カウンターで松岡嵩志を沈め、涙のKO復活
【写真】2年振りの勝利、これからがますます楽しみにになる勝ち方だった(C)SUSUMU NAGAO
<ライト級/5分3R>
雑賀ヤン坊達也(日本)
1R1分36秒 by TKO
松岡嵩志(日本)
ジリジリと距離を詰めるヤン坊が左ジャブ。松岡はヤン坊のパンチをかわして右ローを当てる。プレッシャーをかける松岡が、ヤン坊にケージを背負わせて右ローをヒット。組みついて左腕を差し上げる。
ヤン坊は押し込まれながら左ヒザを突き上げた。離れた松岡の右がヒット。ヤン坊も右を返す。さらに松岡の右フックに対して、インサイトから右アッパーを突き上げ、返しの左フックも当てたヤン坊。ここで松岡が再度、右を振るってきたところに右ショートをカウンターで合わせた。この一撃で松岡は前方にダウン。
手をマットについて止まった松岡に追い打ちのパンチをヤン坊が打ち込み、レフェリーが試合をストップした。
勝者のヤン坊はケージに昇り、下りた時に足を痛めた模様。試合後のインタビューでは涙を浮かべながら、メインの暫定ライト級KOPTに向かって「頑張ってください」とメッセージを送った。