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【RFA13】足踏み状態から抜け出すのはコクラン? エスクデロ??

Dakota Cochrane

【写真】エフライン・エスクデロに勝ったことで、ダコタ・コクランが即UFC行きとはならないだろうが、RFAで勝利を重ねることがオクタゴンに通じることは間違いない(C)GONGKAKUTOGI

7日(金・現地時間)にネブラスカ州リンカーンのパーシングセンターでRFA13が開催され、メインでダコタ・コクランとエフライン・エスクデロがメインで対戦する。

昨年1月大会後にジェイムス・クラウス、5月大会後にブランドン・ザッチ、6月大会からセルジオ・ペティス、11月大会後にザック・マコウスキー、今年の1月大会ではマーク・ムニョスと続々とUFCにファイターを送り続けてきたResurrection Fighting Allianceが、HDNet中継開始以前の本拠地ネブラスカ州に戻って、開く同大会。中西部在住のファイター中心のやや小規模なイベントのメインは、実力がありながらここ一番で勝ち上がることができないコクランと、TUFシーズン8ウィナーから中規模プロモーションのメインイベンターとして活躍しているエスクデロのライト級戦となった。

TFC時代にジェイミー・ヴァーナーに勝利し、RFAでは初回&第2回大会で連敗を喫したものの、3回大会のジョー・スティーブンソン戦から第6回大会のフランシスコ・ヒベイロ戦まで3連勝、戦績を14勝3敗としUFCに近づいていたコクラン。しかし、その後他プロモーションで1勝2敗と、メジャー進出が遠のいた状態で古巣に戻ってきた。一方、エスクデロは3勝2敗ながら計量失敗もありUFCをリリースされると、TUF優勝の知名度を武器に地元のRITCやTPF、さらにBellatorのアンダーなどで戦績を積んできた。

2011年12月にUFCに復帰も、ジェイコブ・ヴォルクマン&マック・ダンジグに連敗を喫し、再びリリースの憂き目にあい、その後は3連勝中とエスクデロも浮き沈みの激しいキャリアを重ねている。粘っこい展開から、しっかりポジションを取って絞めやパウンドで勝負できるコクランに対して、レスリング+柔術をベースとしながら、やや淡泊なエスクデロ。コクランからすれば地元ネブラスカで勢いをつける勝利が欲しいところだろう。同様にエスクデロも、脱中堅イベントの中心以上を目指すために、連勝を伸ばす必要があるファイトとなる。

この他、ウェルター級でチディ・ンジョグアニに挑む7勝1敗のクリス・ヒースリー、6勝0敗同士のダン・モレット×ルーク・サンダース戦など、中西部の新鋭が顔を揃えた今大会。今は日本では全くの無名の彼らだが、現在のUFC主流ファイターもかつては無名の新鋭だった時期がある、コア・ファンには青田刈り的にも要チェックのRFAだ。

■ RFA13 対戦カード

<ライト級/5分3 R>
ダコタ・コクラン(米国)
エフライン・エスクデロ(米国)

<ミドル級/5分3R>
マイルズ・マーシャル(米国)
アンドリュー・サンチェス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
クリス・ヒースリー(米国)

<フェザー級/5分3R>
ダン・モレット(米国)
ルーク・サンダース(米国)

<ライト級/5分3R>
TJ・ヘップバーン(米国)
ライアン・シェル(米国)

<バンタム級/5分3R>
デリック・マイナー(米国)
オースティン・リオンズ(米国)

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