【DWCS2022#02】左ハイでダウンを喫したゴフが、動きが落ちたサムトリツキーを連打で仕留める
<ウェルター級/5分3R>
ビリー・ゴフ(米国)
Def.1R3分37秒by TKO
シモン・サムトリツキー(イスラエル)
右ローから右オーバーハンドを見せたゴフだが、牽制の打撃戦のなかでサムトリツキーの左ハイを食らってダウンする。ガードの中からパンチを落とすサムトリツキーに対し、ゴフは足関節を仕掛ける。防いでバックを取りに行ったサムトリツキーは、背中を預けて立ち上がったゴフをリリースして左ハイを蹴っていく。ここで蹴り足をキャッチしたゴフは、パンチを狙いつつ離れるが、右フックを被弾する。
サムトリツキーは左ミドルを決め、組まれ際に右アッパーを入れる。それでもシングルレッグに出たゴフは、ケージにサムトリツキーを押し込む。押し込み返したサムトリツキーは、オーソで左ハイを狙い、サウスポーにスイッチ。組まれると、オーソで離れる。ここでサムトリツキーの動きが落ちるや、ゴフはアッパーから前に出て、ミドルをキャッチしてリリース後にパンチをまとめる。完全にガスアウトか、動けなくなったサムトリツキーから、ゴフがパンチの連打で逆転KO勝ち――ダナ・ホワイトは立ち上がって拍手を送った。