【PXC42】新鋭同士の一戦、アルバレスが接戦をモノにする
<フライ級/5分3R>
シェーン・アルバレス(北マリアナ諸島)
Def.2-1
ジェイ・テノリオ(グアム)
20歳・9勝1敗のアルバレスと21歳・2戦2勝のテノリオによる一戦。序盤から打撃でアグレッシブに前に出るアルバレス。テノリオがローに右ストレートを合わせると、そのままスクランブルの攻防となり、アルバレスがサイドポジションでトップキープする。上四方に移行してヒジを入れるアルバレス、テノリオもビッグヒットは許さずに立ち上がる。ここからは打撃戦、左フックからパンチをまとめるテノリオ。アルバレスがパンチ&ローで前に出て右のオーバーハンドをヒットさせる。
2R、右ローと左フックで前に出るテノリオ。アルバレスは右フックからシングルに入るもテノリオは倒れない。打撃オンリーの攻防が続く中、アルバレスがダブルレッグでテイクダウンを奪い、インサイドガードに収まる。アルバレスはテノリオのガードからの仕掛けをつぶしつつヒジを落とすが、テノリオが綺麗にスイープしてパンチを連打。アルバレスのバックに回り込んでスリーパーを狙うが、ラウンド終了となる。
3R、互いにパンチとハイキックを見せる両者。ここでもアルバレスがシングルに入り、テイクダウンに成功する。ハーフガードで抑えるアルバレスだが、テノリオがブリッジでポジションを返してトップを奪う。パンチを落としながらパスを狙うテノリオ。終了間際に腕十字を狙うが極まらない。判定は2-1と割れたもののアルバレスに軍配が上がった。