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【UFC ESPN37】序盤は冷静、最後は荒々しくケリーを倒したヤネツが、改めて上位勢との対戦を要求

<137.5ポンド契約/5分3R>
エイドリアン・ヤネツ(米国)
Def.1R3分49秒by TKO
トニー・ケリー(米国)

ケリーの体重オーバーでキャッチウェイト戦となった1戦。左の前蹴りを見せ、自らの跳びヒザでバランスを崩して尻もちをつく。すぐに立ち上がったケリーの左ハイをガードしたヤネツが右ハイを放つ。スッと踏み込み、圧を掛けるヤネツが蹴り足を捌く。さらに蹴りをブロックして、ワンツーを打っていったヤネツは、手数より精度を重視しているか。

左をカウンターでいれたヤネツは、飛び込みに素早いジャブを打ち込む。迂闊に近づけなくなったケリーは、蹴り終わりに左フックを受け、さらに左ボディショットを被弾する。右を見せて腹を殴るヤネツは、ケリーが効いたとなると一気にラッシュを掛ける。首相撲から離れ、ケリーの前進にはサークリングで間合いを取ったヤネツが右フックをカウンターで決める。

さらに右フックを3発テンプルに打ちつけられ、足が泳いだケリーに追撃を入れる。崩れたケリーを見てレフェリーがヤネツを抑えにかかったが、制御できずさらに左を思い切り打ちこんだヤネツがKO勝ちを決めた。最後は非常に荒々しさを見せたヤネツは改めて、ショーン・オマリー戦をアピールした。


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