【ONE130】グラップリングマッチはダニエラ・ケリーの足関節をヴィーが凌ぎ、時間切れドロー
【写真】仕掛け続けたケリー、凌ぎ続けたヴィーの一戦は時間切れドローに(C)MMAPLANET
<グラップリング女子アトム級(※52.2キロ)/12分1R>
山口V.V芽生(日本)
Draw
ダニエラ・ケリー(米国)
距離を詰めていくケリー、ヴィーの左足へのシングルを仕掛けるも、ヴィーがカットする。ケリーはケージ中央でヴィーのリストを掴みながら、右足で足払いをみせるが、ヴィーが距離を取った。今度はヴィーが前に出て相手を押し込んでいく。推されながらケリーがシングルレッグへ、ヴィーがこれをスプロールした。するとケリーがケージ中央で引き込み、フルガードから足を上げていった。ヴィーも体を起こして防ぐも、ケリーは右腕を差し込みながら足を上げていく。相手のワキを抑えて、ケージ際に持ち込むヴィー。ケリーがヴィーの腕を抱え、下から腕十字を狙う。これをディフェンスしたヴィーに対し、ケリーが三角に切り替える。
ヴィーにケージへ押し込まれながら、足のクラッチを固めていくケリー。ヴィーはその足をほどくも展開を作ることができない。ケリーが下から仕掛け続けるが、展開がないためレフェリーがブレイクをかけ、ヴィーに口頭注意を与えた。スタンドで再開後、ヴィーがシングレッグを仕掛けたが、ケリーがスプロールしながらバックへ。ヴィーがスイッチしてテイクダウンを防ぐも、ケリーがベリンボロでグラウンドに持ち込み、トップを奪った。ヴィーのハーフガードをパスしたケリーはマウントへ移行、ケージ際で腕十字の体勢を作りながら、ヴィーがエビを打つと左腕へのアームロックを仕掛けていく。
ケージキックで脱出を試みるヴィー。しかしケリーがヴィーの右足を取ってヒザ十字を狙う。自らの左足をかけて足を延ばさせないヴィーだが、ケリーはアンクルに切り替えた。さらにヒザ十字、アンクルと仕掛け続ける。下から相手の左足を抱えるヴィー。ここでケリーがアンクル、ヒザ十字から左足への外ヒール。足を抜いたヴィーからトップを奪い、次は腕を狙っていくケリー。ラスト10秒でケリーは肩固め、パスを狙ったがヴィーが耐えた。
結果は時間切れドロー。ヴィーは日本のファンに御礼を述べた。