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【WEC49】初のカナダ大会、シビアな追加カード2試合

Darabedyan4月16日(金・現地時間)に開催が発表されていた、WEC初のカナダのイベントとなるエドモントン大会。これまでメインのライト級戦ジェイミー・バーナー×キャメル・シャロルス戦や、マーク・ホーミニック、クリス・ホロデッキーというカナダ人ファイターが出場するラインナップ5試合がアナウンスされていたが、4日(火・同)オフィシャルホームページ上では新たに2試合が追加・発表された。

【写真】ビッグショーのあとの谷間の大会だけに、シビアな目で見られる。カレン・ダラベジャンにとって、ウィル・カー戦は絶対に落とせない試合となる (C) MMAPLANET

6月20日(日・同)にカナダはアルバータ州エドモントンのレクソール・プレイスで開かれるWEC49。4月24日(土・同)に初のPPVイベントを成功させたWECにとって、2カ月後に行なわれる初のカナダ大会は世界戦が組まれない谷間の大会だ。

そんなカナダ大会の追加カードとして、今回発表されたのは、ライト級カレン・ダラベジャン×ウィル・カー戦と、フェザー級のハファエル・アスンソン×ディエゴ・ヌン戦の2試合だ。


昨年11月のWECデビュー戦で元世界王者ロブ・マックローを破りながら、3月大会でバート・パラジェンスキーの腕十字で敗れたダラベジャンにとって、捲土重来の機会。対戦相手のカーは、同大会のメインに出場するシャロルスにTKO負けを喫したファイターだけに、リリースを回避し、タイトル戦線に浮上するには、連敗が許されない一戦となる。

また、アスンソンとヌンのブラジリアン対決は、ともにWEC戦績2勝1敗、しかも前回の試合で敗れている者同士の対戦とあって、まさにサバイバル決戦の様相を呈している。

WECが認定する3人の世界王者に挑む道を切り開く者が誰になるのか――。勝敗が今後、シビアに影響してくるラインナップが揃っている同大会、逆にここで首脳陣に認められれば、ステップアップが叶うという絶好のチャンスでもある。

■WEC49対戦予定カード

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・バーナー(米国)
キャメル・シャロルス(英国)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュ・グリスピ(米国)
LC・デイビス(米国)

<ライト級/5分3R>
クリス・ホロデッキー(カナダ)
エド・ラトクリフ(米国)

<フェザー級/5分3R>
マーク・ホーミニック(カナダ)
イーブス・ジャボウィン(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
エディ・ワインランド(米国)
チャーリー・バレンシア(米国)

<ライト級/5分3R>
カレン・ダラベジャン(米国)
ウィル・カー(米国)

<フェザー級/5分3R>
ハファエル・アスンソン(ブラジル)
ディエゴ・ヌン(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
フランク・ゴメス(米国)
ヴァグネイ・ファビアーノ(ブラジル)

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