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【UFN202】組みで疲弊を避けたクリンチ&キックBOX戦。ヘルナンデスが、アルタミラノに競り勝つ

【写真】LFA王者がUFC初陣で敗れる。ガチャガチャ、殴り合いのポイントアウトでヘルナンデスに敗れた(C)Zuffa/UFC

<フライ級/5分3R>
カーロス・ヘルナンデス(米国)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29
ヴィクター・アルタミラノ(メキシコ)

サウスポーからスイッチを繰り返すアルタミラノが左を当て、ヘルナンデスのパンチに組んでいく。ヒザを入れて離れたヘルナンデスが右を伸ばす。左をヒットさせ、左ミドルを入れたアルタミラノはヘルナンデスの前進に組んでクリンチも、テイクダウンを狙う組みではない。組み、離れてヒザやパンチという打撃戦のなかで距離を詰まるとクリンチという展開のなか、ヘルナンデスが左フックを当てる。アルタミラノは左ミドル、ヘルナンデスも右をミドルを蹴り返す。

飛び込みざまのストレートから蹴りにつながるアルタミラノは、組みで崩そうとするヘルナンデスに左ミドルを蹴り込む。効いたように見えるヘルナンデスが右ハイを繰り出し、続く組みではボディロックでテイクダウンを奪う。クローズドを取ったアルタミラノが、下からパンチを打っていく。パスにレッスルアップを合わせたアルタミラノ、両者がスタンドに戻り初回が終わった。

2R、サウスポーからテンカオ狙ったアルタミラノ。これは届かずクリンチの攻防になり、ケージ中央で胸を合わせた状態からケージにヘルナンデスを押し込む。すぐに離れると、アルタミラノが左ミドルを入れ、クリンチになるとヘルナンデスが離れ際にヒザを顔まで突き上げる。ステップインから右をヒットさせたヘルナンデスに対し、アルタミラノは高い位置の蹴り、スピニングバックフィストをかわして左ミドルを入れる。

サウスポー基調で、バックステップやステップインで構えを変えるアルタミラノが、左ミドル。ヘルナンデスが左フックを打ち込む。パンチの精度でヘルナンデスが上回るようになり、アルタミラノは左ミドルをダックアンダーから組んで離れた直後に決める。これは効いたか、アルタミラノが近い距離でパンチ合戦に挑み、ヘルナンデスがヒザを突き上げる。終盤のクリンチで上を取り、すぐにスクランブルという同じ展開で、パンチで打ち勝ちミドルを効かされたヘルナンデスが印象点を取りに行ったか。

最終回、直ぐに組んだアルタミラノだが、ヘルナンデスがケージに押し込む。テイクダウンの攻防では、小手を決めたヘルナンデスが腹ばいで耐えて離れる。アルタミラノは左ミドルからパンチにつなげ、次のクリンチでは両ワキを差してケージへ。細かいヒザを続け、ヘルナンデスのヒザで離れると左アッパー、近づくとエルボーとアルタミラノが攻勢に。

ワンツーから右ハイのヘルナンデス、アルタミラノの左ミドルを返す。クリンチで小手投げを狙ったヘルナンデス、離れると左ミドルを蹴られてもワンツーを伸ばす。テイクダウン狙いのクリンチに変わったヘルナンデスは右ミドルを蹴り、接近戦ではパンチ&ヒザ、そしてエルボーを放つ。アルタミラノはミドルを入れ、ダブルレッグで尻もちをつかせる。ヘルナンデスがすぐに立ち上がり、パンチの応酬で時間となった。

小刻みに動き続けた両者、組みで疲弊しない打撃&クリンチ合戦──決定機がないガチャガチャとした攻防は、スプリットでヘルナンデスに凱歌が上がった。


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