【NEXUS26】残念、バンタム級タイトル戦=河村×須藤が中止。新生・小森真誉に注目
【写真】バンタム級選手権試合中止は残念な限りだが、注目度が上がった小森にとっては絶好の機会だ (C)MMAPLANET
6日(日)、来週13日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されるNEXUS26の試合順をネクサスが発表。同時にNEXUSバンタム級選手権試合=チャンピオン河村泰博×チャレンジャー須藤拓真が中止されることが明らかとなった。
中止理由は河村が、新型コロナウィルスに感染したため。非常に残念なニュースだが、オミクロン株の感染力を考えるとこのような事態はどのイベントの、どの試合にも起こり得ること。
重症化が少ないという状況も踏まえ、河村の早期復帰とタイトル戦の早期リセットを願いたい。
昨年12月大会で森山壱政を破り、ケージの中から王座挑戦をアピールした須藤に対し、河村がケージインして決まった注目のタイトル戦が流れ、荒井真人×浜本キャット雄大のバンタム級戦、岸野JUSTICE紘樹×小森真誉のライト級マッチの2試合がダブルメインとなった。
なかでも注目は小森か。前回大会で小森はパンクラスで4連敗から2年3カ月振りのネクサス出場となり、クラッシャー=島村裕を相手に序盤のダウンを挽回、中間距離のミドル、近い距離のパンチの交換、首相撲&ヒザで逆転勝ちを収めた。
島村の圧を跳ね返し、グラウンドでもバックマウントを奪った勝利は新生・小森を思わせるに十分な内容だった。対戦相手の岸野は昨年4月にZSTで小金翔に敗れて以来の再起戦となる。今回は当日計量のライト級マッチ、新設されるライト級王座を巡るトーナメント戦、寿希也が台頭しチャンプ山本空良がVJTとRIZIN TRIGGERという外の舞台で戦うフェザー級戦線、いずれの階級でもタイトルに絡むために小森としては島村戦の圧を維持したいダブルメインでの出場だ。