【LFA123】1年間で10勝、12-0 の21歳=マイロン・サントスがLFA初陣で元TUFのエルゲーダと対戦
【写真】これまでと同じようなファイトをエルゲーダ相手にデキるようなら、サントスは田中にとって強敵になる(C)LFA
4日(金・現地時間)にインディアナ州ハモンドのホースシュー・ハモンド・カジノでLFA123「Argueta vs Santos」が開催される。
シカゴと州境を挟んだハモンドはイリノイ州がMMAを認める以前から、シカゴエリアのファイターがIRON HEART CROWNなどで戦ってきたMMA歴の長い街だ。そんなハモンドでのLFAでは、メインとコ・メインでバンタム級の試合が組まれている。
ダニエル・エルゲーダ×マイロン・サントス、アスカル・アスカル×リスクルベク・イブライモフの2試合の勝者は、LFAバンタム級王者リチャード・パレンシアが年頭にBellatorと契約を果たしたため、これから田中路教とベルトを争うライバルになる可能性が高い。
いわばベルトを賭けた戦いへの選考会ともいえる2つのカード、最大の注目は21歳&12勝0敗のマイロン・サントスだろう。ジェシカ・アンドレジの同門のサントスは、2019年3月のプロMMAデビューから、コロナ・パンデミック発生の翌2020年3月までに10試合の経験を積み、10勝で6つのフィニッシュ勝ちを手にしている。
どっしりとした構えでパワフルな打撃を繰り出すサントスは、急いで戦わない一方で瞬発力とスピードも十分にある。それでいて、じっくりと戦えるのが最大の強味だ。そんなサントスと戦うダニエル・エルゲーダは、LFAとCombate Americasで主にキャリアを積み、TUF29に出演したマッチョ・グラップラーだ。
フレームの大きさではサントスに遅れを取るが、低い姿勢で組みつくとワキを潜ってバック奪取、もしくはテイクダウンをしてパス狙いからバックという風に、エルゲータは背中を取ることで活路を見出そうとすることが予想される。
サントスに非凡さを感じるのは組んでくる相手に対し、ジャブ、ヒザ、そしてKOパワーのある右ストレートをカウンターで打ちこめる点だ。とはいってもこれまでの対戦相手の多くは経験値が高くないファイターで、負け越している相手も含まれている。よってTUF29ベテランで、6勝0敗のエルゲータと戦うことでサントスの実像が分かる。そんな見方が成り立つ顔合わせだ。
なおコ・メインのバンタム級ではパレスチナ人ファイターのアスカル・アスカルとキルギスのリスクルベク・イブライモフが相対する。
ねちっこい攻めが信条のアスカルを、如何にイブライモフがジャブで突き放し、テイクダウン狙いをスプロールできるか。いずれにせよ、消耗戦になることは間違いない。
■視聴方法(予定)
2月5日(土・日本時間)
午前11時~UFC Fight Pass
■LFA123対戦カード
<バンタム級/5分3R>
ダニエル・エルゲーダ(米国)
マイロン・サントス(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
アスカル・アスカル(パレスチア)
リスクルベク・イブライモフ(キルギス)
<ライト級/5分3R>
ジョシュ・ストリーカー(米国)
ミゲール・ジャコブ(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
ペイトン・ブレジンスキー(米国)
コディ・デイヴィス(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
ホルストン・ウィリアムス(米国)
ローガン・ネイル(米国)
<フェザー級/5分3R>
アルベルト・ロドリゲス(米国)
ボー・サマニゴ(米国)
<フライ級/5分3R>
コディ・リーニー(米国)
ケヴィン・フェルナンデス(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
タイラー・ハフネグル(米国)
ゲイブリエル・モタ(米国)
<ライト級/5分3R>
ジャスティン・ラブリック(米国)
アレクサンダー・ケカ(米国)